今日は2月最終日。今年はうるう年ですので、4年に1度の29日ですね。明日からはもう3月となり、3年生は3日に卒業となります。(本当に早いですね。寂しいものです。)
学校内では準備が続いていて・・・
3年間、欠席・遅刻の無かった3年生には皆勤賞も。
(かなりの人数が本当に頑張りましたね!)
そして、教職員だけでなく、1・2年生も
クラブの先輩にこんなプレゼントを準備している姿も見かけました。(最近はこんな可愛い黒板のような色紙があるそうですよ!)
今のところ、天気予報は晴れ!良い桃の節句の卒業式を迎えられたらと願っています。
自動車会社、化粧品会社のマーケター、ロンドンビジネススクール留学を経た私が、2008年4月より曾祖母が109年前に創立した高木学園へ。 そんな私が体験する、創立109年目の毎日をつづります。
2016年2月29日月曜日
2016年2月26日金曜日
感動 - プレシアのパティシエH様からのお手紙
今年度、本校商業科2年生の生徒たちは株式会社プレシアさんと共同でティラミスを開発させていただきました。
その生徒たちが、プレシアさんにお礼のお手紙をお送りしたところ、大変お世話になったパティシエのH様が、生徒たち全員にお手紙を送ってくださいました。
授業担当のS先生宛てにもお手紙をくださったのですが、その中でこんなことを書いてくださっていました。
「私にとっても貴重な体験をさせていただき、感謝しております。パティシエの経験は30年以上になりますが、教壇に立つのは初めてで、最初は緊張して何を話して良いやら、戸惑うばかりでした。(中略)
生徒さんたちのユニークで可愛い発想には、毎回感心させられました。私の古い固定観念を変えてくれて、今後の私の仕事に大きなプラスになると思います。」
こちらこそ、プロのパティシエのH様に向かって
「これ、ちょっと甘すぎる!」
「見た目があまり可愛くない」
「前回の組み合わせのほうが、サッパリしていてよかった」
など、勝手に言いたい放題・・・。本当に失礼も顧みずといつもいつも思っていましたが、このように言っていただくことができて、本当に感動しました。お忙しい中、一人ひとりの生徒に向けたお手紙も書いてくださり、感謝でいっぱいです。生徒たちにとっては、実社会のリアルな経験をさせていただくことができた、素晴らしい出会いでした。
本当に貴重な機会をありがとうございました。
その生徒たちが、プレシアさんにお礼のお手紙をお送りしたところ、大変お世話になったパティシエのH様が、生徒たち全員にお手紙を送ってくださいました。
授業担当のS先生宛てにもお手紙をくださったのですが、その中でこんなことを書いてくださっていました。
「私にとっても貴重な体験をさせていただき、感謝しております。パティシエの経験は30年以上になりますが、教壇に立つのは初めてで、最初は緊張して何を話して良いやら、戸惑うばかりでした。(中略)
生徒さんたちのユニークで可愛い発想には、毎回感心させられました。私の古い固定観念を変えてくれて、今後の私の仕事に大きなプラスになると思います。」
「これ、ちょっと甘すぎる!」
「見た目があまり可愛くない」
「前回の組み合わせのほうが、サッパリしていてよかった」
など、勝手に言いたい放題・・・。本当に失礼も顧みずといつもいつも思っていましたが、このように言っていただくことができて、本当に感動しました。お忙しい中、一人ひとりの生徒に向けたお手紙も書いてくださり、感謝でいっぱいです。生徒たちにとっては、実社会のリアルな経験をさせていただくことができた、素晴らしい出会いでした。
本当に貴重な機会をありがとうございました。
2016年2月25日木曜日
Takagi Fashion Week
今日から来週にかけて、高木学園ではファッションショーがあちこちで開催されます!
というのも、家庭科1年生や家庭科2年生ファッションコースの生徒たちが自分で製作した洋服をコーディネートして、自らモデルとなってショーを開催しているからなのです。
まずは、1年生A組の生徒たちが製作したスカートの発表会へ。
というのも、家庭科1年生や家庭科2年生ファッションコースの生徒たちが自分で製作した洋服をコーディネートして、自らモデルとなってショーを開催しているからなのです。
まずは、1年生A組の生徒たちが製作したスカートの発表会へ。
教室に入ると、ミニーマウスの格好をした生徒たちが・・・
一人でなく・・・
たくさん。
しかも、みんな少しずつコーディネートしているものが違うのです。個性が出ますね!
他にも、こんなメイドさんのような雰囲気の生徒もいたり
お出かけ用(?と勝手に私は思いました)ロングスカートを製作した生徒もいました。似合っています。
そして、放課後には2年ファッションコースの生徒たちのショーが行われていました。製作するもののレベルも2年生になるとぐっと上がり
ワンピースなどにも挑戦したとのことです。
ショーの構成も、より上級生だなと実力を感じさせるものでした。
ポーズもばっちりで、来年のファッションショーがとても期待できると感じました。
製作したものと、靴やアクセサリーのコーディネートなどにも、みなさん凝っていたようですね。
それぞれの生徒の工夫が見えてとても良かったと思います。
最後に2年ファッションコース全員で。
努力のあとが見えるとても良いショーでした!
来週は家庭科1年B組のショーも待っています。こちらも楽しみです。
2016年2月24日水曜日
シフォンケーキ焼き上がりました!
2016年2月23日火曜日
謝恩会&3年生送別会
今日は午前中に3年生の生徒たちからの"謝恩会"が開かれ、午後からは1,2年生が3年生を送る"送別会"が行われました。
最近の3年生は、ビデオやパワーポイントなどを使って事前に準備してくれることが多いですね。(デジタル世代ですね。)
そして
クラスの全員で歌&ダンスを披露してくれたところもありました。
皆さんから、素敵なお花も頂きました。ありがとうございます。
その後、1,2年生の生徒会やクラブの生徒たちが中心となって3年生の送別会を行い、最後には・・・
何かサプライズもあったようですよ?!
その後、さまざまなクラブごとにお別れ会を行うようでした。
3年生の先輩のために餃子づくりに励んでいた生徒たちを発見。
3年生と学校で会うことができるのも、もうほんの数回ですね。
最近の3年生は、ビデオやパワーポイントなどを使って事前に準備してくれることが多いですね。(デジタル世代ですね。)
そして
クラスの全員で歌&ダンスを披露してくれたところもありました。
皆さんから、素敵なお花も頂きました。ありがとうございます。
その後、1,2年生の生徒会やクラブの生徒たちが中心となって3年生の送別会を行い、最後には・・・
何かサプライズもあったようですよ?!
その後、さまざまなクラブごとにお別れ会を行うようでした。
3年生の先輩のために餃子づくりに励んでいた生徒たちを発見。
3年生と学校で会うことができるのも、もうほんの数回ですね。
2016年2月22日月曜日
卒業生を送る桃のお花
今日は、先日飾ったひな人形の横に、見事なお花がいけられました。
卒業式の行われるひな祭りの日にふさわしい、桃のお花。
本校の華道部の生徒たちを指導してくださっている華道家元・池坊の森先生が今回もいけて下さいました。
そして、その後放課後には、生徒たち(華道部でない生徒たちも)が桃のお花をいけることに挑戦です。
まずはじめに、森先生が桃やスイートピー、菜の花などをいけるデモンストレーションをしてくださいました。
先生はあっという間にいけられたのですが・・・
この美しさです。
菜の花(卯の花、と言った生徒がいましたが・・・)の黄色と桃やスイートピーのピンクが対照的で、作品に力強さと優しさが調和されていると感じました。
そして、先生から「それではみなさんが今度はいけてみてくださいね。」と言っていただき・・・
渡された花材を前に
「どうしよう」
と少し緊張気味の生徒もいたり
口も手も(!)よく動いて、どんどんお花をいける生徒たちも。
生徒たちが花をいけ終わった後の教室は、まるでお花畑のようでした。
外はまだ寒いですが、まるでここだけ春が一足先にやって来たようですね。
それぞれの生徒たちの性格が一つひとつの作品にとてもよく現れていると思いました。校内のいろいろな場所に飾られていますので、ぜひじっくり見比べてみてください。
最後に、森先生が残っていた花材を用いて、10分たらずでいけられた作品。
モダンで洗練されていて、その教室にいた一同で感激しながら拝見しました。
そして校庭そばでは、卒業生を送るために、園芸委員の生徒たちが
プランターのお花のケアをしてくれていました。
女子校の本校では、卒業生を見送るときにもこういったお花をとても大切だと考えています。
在校生のみなさん、ありがとうございました。
明日は早いもので、謝恩会ですね!
卒業式の行われるひな祭りの日にふさわしい、桃のお花。
本校の華道部の生徒たちを指導してくださっている華道家元・池坊の森先生が今回もいけて下さいました。
そして、その後放課後には、生徒たち(華道部でない生徒たちも)が桃のお花をいけることに挑戦です。
まずはじめに、森先生が桃やスイートピー、菜の花などをいけるデモンストレーションをしてくださいました。
先生はあっという間にいけられたのですが・・・
この美しさです。
菜の花(卯の花、と言った生徒がいましたが・・・)の黄色と桃やスイートピーのピンクが対照的で、作品に力強さと優しさが調和されていると感じました。
そして、先生から「それではみなさんが今度はいけてみてくださいね。」と言っていただき・・・
渡された花材を前に
「どうしよう」
と少し緊張気味の生徒もいたり
口も手も(!)よく動いて、どんどんお花をいける生徒たちも。
生徒たちが花をいけ終わった後の教室は、まるでお花畑のようでした。
外はまだ寒いですが、まるでここだけ春が一足先にやって来たようですね。
それぞれの生徒たちの性格が一つひとつの作品にとてもよく現れていると思いました。校内のいろいろな場所に飾られていますので、ぜひじっくり見比べてみてください。
最後に、森先生が残っていた花材を用いて、10分たらずでいけられた作品。
モダンで洗練されていて、その教室にいた一同で感激しながら拝見しました。
そして校庭そばでは、卒業生を送るために、園芸委員の生徒たちが
プランターのお花のケアをしてくれていました。
女子校の本校では、卒業生を見送るときにもこういったお花をとても大切だと考えています。
在校生のみなさん、ありがとうございました。
明日は早いもので、謝恩会ですね!
2016年2月20日土曜日
目のつけどころ - 生活雑貨大賞応募準備
今日は朝から、商業科2年マーケティングコースの「商品開発」の授業にお邪魔しました。
彼女たちはこの授業で、プレシアさんと「魅惑のティラミス」を企画・開発させていただきました。商品の販売は期間限定(~昨年11月末まで)でしたので、販売の終了した後、現在は(昨年度お世話になった)通販のフェリシモさんの「生活雑貨大賞」という一般からの商品アイデア提案に挑戦しています。(フェリシモさんでは毎年、商品の企画を広く一般の方から募集されています。詳しくはこちらをご覧ください。)
生徒たちが考えたアイデアの中間発表が行われるということで、私も楽しみにでかけました。
このような「プランニングシート」に
- 商品名
- 商品コンセプト
- 商品の仕様
- 価格
などを記入します。
面白いアイデアもいくつか出てきており、実際に
試作品を作って、試してみた生徒たちもいたようでした。
「みなさん、まとめるときに気を付けて欲しいことをお話しします。
1. 商品の名前は短く分かりやすく魅力的ですか?
2. 商品は世の中にある物と何が違うか、はっきりしていますか?
3. 商品の仕様は詳しく考えて紙で説明していますか?」
アイデアは面白いけれど、商品名が普通すぎる、他の会社からもそのような商品は販売されているのでは?、商品の絵の説明が省略しすぎて、内容が伝わらない・・・
などなど、まだ色々改善の余地がありそうでした。高校生の柔軟な発想で考えたものが、商品になったらいいなぁと夢見ています。
彼女たちはこの授業で、プレシアさんと「魅惑のティラミス」を企画・開発させていただきました。商品の販売は期間限定(~昨年11月末まで)でしたので、販売の終了した後、現在は(昨年度お世話になった)通販のフェリシモさんの「生活雑貨大賞」という一般からの商品アイデア提案に挑戦しています。(フェリシモさんでは毎年、商品の企画を広く一般の方から募集されています。詳しくはこちらをご覧ください。)
生徒たちが考えたアイデアの中間発表が行われるということで、私も楽しみにでかけました。
このような「プランニングシート」に
- 商品名
- 商品コンセプト
- 商品の仕様
- 価格
などを記入します。
面白いアイデアもいくつか出てきており、実際に
試作品を作って、試してみた生徒たちもいたようでした。
「みなさん、まとめるときに気を付けて欲しいことをお話しします。
1. 商品の名前は短く分かりやすく魅力的ですか?
2. 商品は世の中にある物と何が違うか、はっきりしていますか?
3. 商品の仕様は詳しく考えて紙で説明していますか?」
アイデアは面白いけれど、商品名が普通すぎる、他の会社からもそのような商品は販売されているのでは?、商品の絵の説明が省略しすぎて、内容が伝わらない・・・
などなど、まだ色々改善の余地がありそうでした。高校生の柔軟な発想で考えたものが、商品になったらいいなぁと夢見ています。
2016年2月19日金曜日
夕刻の校内
2月も気付けば19日。もうあと少しで3年生は卒業です。今日の夕方には、3年生の送別会のリハーサルなども行われていたようですね。
そんな夕刻に校内での一枚。
お雛様も、日中見るのとまた少し趣の異なる美しさです。
3年生はこのひな祭りの日に卒業となります。少し寂しいですが、3年生のこれからの人生が素晴らしく発展してほしいと願っています。
2016年2月18日木曜日
From Yokohama to the World - JRC部ハッピートイズプロジェクト
昨年のクリスマス時期にも、横浜みなとみらいにぬいぐるみをたくさん詰めこんだクリスマスのプレゼント箱のようなツリーを展示させて頂きました。(現在は、みなとみらいのJICAさんで一部展示&ご紹介中です。)
このぬいぐるみは、本校の生徒たちや教職員、卒業生の方々、外部の方などが手作りしたもので、この後、世界の子どもたちに寄贈する予定です。
そのぬいぐるみにつけるハガキができあがったと、クラブ顧問の先生から教えてもらいました。
ツリーを展示させていただいたのは、みなとみらいのクイーンズスクエアです。この写真にもばっちり写っていますね。
ハガキの裏面には、一メッセージもかきこめるようになっています。
今年は、どんな子供たちに届けることができるでしょうか。
このぬいぐるみは、本校の生徒たちや教職員、卒業生の方々、外部の方などが手作りしたもので、この後、世界の子どもたちに寄贈する予定です。
そのぬいぐるみにつけるハガキができあがったと、クラブ顧問の先生から教えてもらいました。
ツリーを展示させていただいたのは、みなとみらいのクイーンズスクエアです。この写真にもばっちり写っていますね。
ハガキの裏面には、一メッセージもかきこめるようになっています。
今年は、どんな子供たちに届けることができるでしょうか。
2016年2月17日水曜日
おひな様登場!
今日の放課後に、有志の生徒たちがひな壇を出してくれました!
手伝ってくれた生徒たちはわずか20分くらいでひな壇を完成させてくれたとのことで、手際の良さに先生たちもビックリしていました。
ありがとうございました!みんな素敵な笑顔だ。
手伝ってくれた生徒たちはわずか20分くらいでひな壇を完成させてくれたとのことで、手際の良さに先生たちもビックリしていました。
ありがとうございました!みんな素敵な笑顔だ。
私たち営業とかもやりたかったね - 商品開発プロジェクト
昨年のはじめから、本校の生徒たちと文具メーカーのキングジムさん(ファイルやテプラなどを製造されている企業です)が、文房具の共同開発を進めています。
生徒たちは昨年の秋ごろまでに製品のアイデアを出したり、仕様を考えたりしてきました。
ですが、最近そんな生徒たちが・・・
「先生、最近ってプロジェクト無いですか?私だけ情報をうっかり聞き逃したりしていませんよね?」
と、担当の先生に少しだけ不安げに聞きにくることが出てきていました。
ということで、今日は生徒たちに集まってもらい、「商品のできるまで」という話をしました。
「みなさんは、去年の年末近くまで"どんな商品にするか"という開発を担当させてもらいました。そして、一応こういう形になるということろまで決定したのは知ってるよね。
そして、商品の発売は今年の春先(←なのです!意外とすぐ)ということもきまっています。
それまでの間、私たちやること無いな~とか、思ってたりするかもしれないですが、実は今の時期にも、キングジムの会社の人は、この商品を発売するために色々準備しているところなのです。
では、問題。開発から、実際にお店で商品が販売される時の間に、どのようなことがおこなわれるのでしょう?」
と、生徒たちに聞いてみました。すると・・・
「広告!」
「売り方を決める!」
「PRの仕方を決める!」
などが出てきたのですが・・・私から一言。
「あのね、みんな一番大切なこと、忘れてない?」
すると、生徒たちは
「え?何?大切なこと?PR?」
「そうそう、それも大切だけれど・・・そもそも商品ってどこかから湧き出てくるものでしたっけ???みんな、文房具、だれかが作らないとお店で売ってもらえないよね?"生産"って抜けてない?そして作るためには、何が必要?」
「あ、そっか、、、材料!人!お金!」
「そう、それらがそろってはじめて生産ができますよね。それで、作ったものは、勝手に売れていくのかな?」
という問いに・・・
「うーん。」
たしかに、高校生でそこまで知っていることのほうが珍しいかもしれません。
「あのね、みんなが考えた商品を、会社の営業の人たちが、たとえばロフトさんとか、たとえば東急ハンズさんとかに紹介して、"お店において頂けませんか?"って営業活動をするんです。(営業の担当の人がいるんですよ。)それで、お店の人に"良い商品だからうちのお店で販売しますよ"って言ってもらえて始めて、生産された商品が販売されることになるのよね。」
生徒はかなり真剣に聞いています。
「だから、みんなは今、以前ほど会議が多くなくなって"暇だなー"って感じているかもしれないけれど、実はこの間にも、キングジムさんの色々な社員の方が、みんなの商品を売るために準備してくれているんですよ。」
と、説明を行いました。質問ある人いる?と聞いてみると、生徒たちは
「大丈夫です。よくわかった。」
とのことでしたが、その終了後に
「私たちも営業とかやりたかったね!」
と話している声が聞こえてきました。高校生で営業をやってみたいとは頼もしい!来月には商品の完成形を見せていただけるようでもあり、これから春までとてもワクワクしながら待っています。
生徒たちは昨年の秋ごろまでに製品のアイデアを出したり、仕様を考えたりしてきました。
ですが、最近そんな生徒たちが・・・
「先生、最近ってプロジェクト無いですか?私だけ情報をうっかり聞き逃したりしていませんよね?」
と、担当の先生に少しだけ不安げに聞きにくることが出てきていました。
ということで、今日は生徒たちに集まってもらい、「商品のできるまで」という話をしました。
「みなさんは、去年の年末近くまで"どんな商品にするか"という開発を担当させてもらいました。そして、一応こういう形になるということろまで決定したのは知ってるよね。
そして、商品の発売は今年の春先(←なのです!意外とすぐ)ということもきまっています。
それまでの間、私たちやること無いな~とか、思ってたりするかもしれないですが、実は今の時期にも、キングジムの会社の人は、この商品を発売するために色々準備しているところなのです。
では、問題。開発から、実際にお店で商品が販売される時の間に、どのようなことがおこなわれるのでしょう?」
と、生徒たちに聞いてみました。すると・・・
「広告!」
「売り方を決める!」
「PRの仕方を決める!」
などが出てきたのですが・・・私から一言。
「あのね、みんな一番大切なこと、忘れてない?」
すると、生徒たちは
「え?何?大切なこと?PR?」
「そうそう、それも大切だけれど・・・そもそも商品ってどこかから湧き出てくるものでしたっけ???みんな、文房具、だれかが作らないとお店で売ってもらえないよね?"生産"って抜けてない?そして作るためには、何が必要?」
「あ、そっか、、、材料!人!お金!」
「そう、それらがそろってはじめて生産ができますよね。それで、作ったものは、勝手に売れていくのかな?」
という問いに・・・
「うーん。」
たしかに、高校生でそこまで知っていることのほうが珍しいかもしれません。
「あのね、みんなが考えた商品を、会社の営業の人たちが、たとえばロフトさんとか、たとえば東急ハンズさんとかに紹介して、"お店において頂けませんか?"って営業活動をするんです。(営業の担当の人がいるんですよ。)それで、お店の人に"良い商品だからうちのお店で販売しますよ"って言ってもらえて始めて、生産された商品が販売されることになるのよね。」
生徒はかなり真剣に聞いています。
「だから、みんなは今、以前ほど会議が多くなくなって"暇だなー"って感じているかもしれないけれど、実はこの間にも、キングジムさんの色々な社員の方が、みんなの商品を売るために準備してくれているんですよ。」
と、説明を行いました。質問ある人いる?と聞いてみると、生徒たちは
「大丈夫です。よくわかった。」
とのことでしたが、その終了後に
「私たちも営業とかやりたかったね!」
と話している声が聞こえてきました。高校生で営業をやってみたいとは頼もしい!来月には商品の完成形を見せていただけるようでもあり、これから春までとてもワクワクしながら待っています。
2016年2月16日火曜日
火花
今週は読書週間ですね。皆さんはこの朝の読書の時間にどの本を読んでいますか?
私は週末まで(先日この場でもご紹介した)村上春樹さんの『職業としての小説家』を読んでいたのですが、それを読み終わりました。
村上春樹さんの小説を読んだことがある人も、無い人も、ぐいぐい引き込まれる内容だと思いますし、なぜ世界で村上さんの作品が多くの人に読まれているかの秘密も分かります。世界中で村上さんの作品が大変人気があるのは決して偶然ではなく、村上さんが強い意志を持って戦略的に行動した結果だということも分かるようになっています。とりわけ、海外の市場(特にアメリカ)で読者を増やすことができるようになった経緯・理由などにも触れられています。
私は昨日図書室に本を返却しましたので、ぜひ読んでみてください!そして、その村上春樹作品を返却に行った際、ついに借りてしまいました。
お笑い芸人の又吉直樹さんの小説が、芥川賞を受賞したとして、大ベストセラーになった小説『火花』 - できるだけ早く読みますので、興味ある人はぜひ図書室で借りてみてくださいね。
ちなみに・・・、こちらの小説の冒頭の文章は
「大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。」
普段テレビでみる又吉さんの雰囲気とはまた違った文体。いったいどんなストーリーが展開されるのか?!楽しみです。
私は週末まで(先日この場でもご紹介した)村上春樹さんの『職業としての小説家』を読んでいたのですが、それを読み終わりました。
村上春樹さんの小説を読んだことがある人も、無い人も、ぐいぐい引き込まれる内容だと思いますし、なぜ世界で村上さんの作品が多くの人に読まれているかの秘密も分かります。世界中で村上さんの作品が大変人気があるのは決して偶然ではなく、村上さんが強い意志を持って戦略的に行動した結果だということも分かるようになっています。とりわけ、海外の市場(特にアメリカ)で読者を増やすことができるようになった経緯・理由などにも触れられています。
私は昨日図書室に本を返却しましたので、ぜひ読んでみてください!そして、その村上春樹作品を返却に行った際、ついに借りてしまいました。
お笑い芸人の又吉直樹さんの小説が、芥川賞を受賞したとして、大ベストセラーになった小説『火花』 - できるだけ早く読みますので、興味ある人はぜひ図書室で借りてみてくださいね。
ちなみに・・・、こちらの小説の冒頭の文章は
「大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。」
普段テレビでみる又吉さんの雰囲気とはまた違った文体。いったいどんなストーリーが展開されるのか?!楽しみです。
2016年2月15日月曜日
「わたしの1枚」- 百人一首
今日は国語の授業で「百人一首大会」が開催されました。
その時に教室に掲示されていた「私の一枚」がとても面白いと思い、興味を持ちました。
それぞれの生徒の心に残った歌を、その背景・内容などをふまえてオリジナルのかるたに表現することに取り組んだようです。
はるか古の歌の世界を、現代の女子高校生たちはどのように感じ表現しているのか- 今度じっくり見せて欲しいと思っているのです。
その時に教室に掲示されていた「私の一枚」がとても面白いと思い、興味を持ちました。
それぞれの生徒の心に残った歌を、その背景・内容などをふまえてオリジナルのかるたに表現することに取り組んだようです。
はるか古の歌の世界を、現代の女子高校生たちはどのように感じ表現しているのか- 今度じっくり見せて欲しいと思っているのです。
こちらこそありがとう!- バレンタインのお話
先週、ソフトテニス部の2年生の生徒が、廊下から事務所の中をじーっと見つめている姿を見かけました。いつもにこやかでとても明るい彼女なのですが、なにやら真剣な様子。
「どうしたの?」
と声をかけてみると、突然登場した私に気付いてびっくりしたようでしたが
「いやぁー、あのー、今度バレンタインが来るじゃないですか・・・いつもお世話になってる事務所の皆さんにチョコレートをいくつ準備したらいいかと思って・・・。」
と小さな声でこっそり教えてくれました。
そして今朝、事務のスタッフが
「これ、生徒さんが持ってきてくれたんですよ、私たち全員分。」
と感激しながら、私の分を渡してくれました。
「あ、ソフトテニス部の2年生の××さん?」
と聞いてみると、
「多分、そうだと思います。」
彼女の優しさに事務所一同で感動の朝でした。ありがとうございました!
バレンタインと言えば、先週の商業科1年生マーケティングコースの授業で、野林先生からバレンタインに関する次の課題が発表になりましたね。
「あなたがお菓子メーカーの担当者だったとします。今すでに他のメーカーが行っているキャンペーンをまねしただけでは、お客さんは増えません。
バレンタインにより多くのお客さんにチョコレートを多く買ってもらうために、キャンペーンを考えなければいけないとしたら、どんな企画をしますか?」
という課題です。
私が高校時代にはあまりなかった「友チョコ」も今では普通ですし・・・どんなことを考えたらみんなが幸せになれるでしょう???クラスで生徒たちが「おじいちゃん、おばあちゃんにフォーカスする?」と話したりしていましたが、そんなアイデアもぜひふくらませてほしいですね。
「どうしたの?」
と声をかけてみると、突然登場した私に気付いてびっくりしたようでしたが
「いやぁー、あのー、今度バレンタインが来るじゃないですか・・・いつもお世話になってる事務所の皆さんにチョコレートをいくつ準備したらいいかと思って・・・。」
と小さな声でこっそり教えてくれました。
そして今朝、事務のスタッフが
「これ、生徒さんが持ってきてくれたんですよ、私たち全員分。」
と感激しながら、私の分を渡してくれました。
「あ、ソフトテニス部の2年生の××さん?」
と聞いてみると、
「多分、そうだと思います。」
彼女の優しさに事務所一同で感動の朝でした。ありがとうございました!
バレンタインと言えば、先週の商業科1年生マーケティングコースの授業で、野林先生からバレンタインに関する次の課題が発表になりましたね。
「あなたがお菓子メーカーの担当者だったとします。今すでに他のメーカーが行っているキャンペーンをまねしただけでは、お客さんは増えません。
バレンタインにより多くのお客さんにチョコレートを多く買ってもらうために、キャンペーンを考えなければいけないとしたら、どんな企画をしますか?」
という課題です。
私が高校時代にはあまりなかった「友チョコ」も今では普通ですし・・・どんなことを考えたらみんなが幸せになれるでしょう???クラスで生徒たちが「おじいちゃん、おばあちゃんにフォーカスする?」と話したりしていましたが、そんなアイデアもぜひふくらませてほしいですね。
2016年2月12日金曜日
今日も撮影中 - 情報科2年生
先日に続き、今日も情報科2年の生徒たちが授業の課題のために校内で撮影していました。(高校2年生で既に一眼レフカメラを使いこなすとはスゴイですよね。)
「未来に羽ばたく、っていうイメージだよね、もう少しこうして・・・」
と何度か写真を撮り直していました。
昨日・一昨日のような快晴でないのが少し残念ですが、そのあたりはきっとパソコンで調整ができるでしょう。
未来に羽ばたくイメージの作品、完成したらぜひ見せて下さい!
「未来に羽ばたく、っていうイメージだよね、もう少しこうして・・・」
と何度か写真を撮り直していました。
昨日・一昨日のような快晴でないのが少し残念ですが、そのあたりはきっとパソコンで調整ができるでしょう。
未来に羽ばたくイメージの作品、完成したらぜひ見せて下さい!
2016年2月11日木曜日
桜咲く - 合格発表
今日は、昨日の入学試験の合格発表を行いました。
昨日に続き、とても良いお天気になりました。
合格発表のはじまるかなり前から、受験生の皆さんが来校していました。
10時より少し前から、発表を開始しました。
説明会でお会いした生徒さんや保護者の方にもたくさんお目にかかることができました。
喜びいっぱいだった生徒さんたちに、笑顔の一枚を撮らせてもらいました。(みなさんに掲載の許可をいただいています。)
かなり早い時間に来校していたお二人です。
「え、どんなポーズにしよう!」と満面の笑みで考えてくれた生徒さんたちです。
合格しているか書類をじっくり確認していた生徒さんたち。確認が終わってから撮らせて頂きました。
嬉しさのオーラが伝わってきますね。
この二人の生徒さんたちは、背景に明るい白(の校舎)の壁を選んでいました。
推薦入試の時に、とても礼儀正しかった生徒さんたちと同じ中学校で、(その生徒さんたちと)お友達の3人も、合格されました。
みなさん、合格おめでとうございました。これからみなさんと高校生活を充実させられることを楽しみにしています。(新年度から、楽しく学べる環境も色々工夫してパワーアップさせようとしていますし、新しいプロジェクトもみなさんを待っていますよ。)4月にまたお会いしましょう!
昨日に続き、とても良いお天気になりました。
合格発表のはじまるかなり前から、受験生の皆さんが来校していました。
10時より少し前から、発表を開始しました。
説明会でお会いした生徒さんや保護者の方にもたくさんお目にかかることができました。
喜びいっぱいだった生徒さんたちに、笑顔の一枚を撮らせてもらいました。(みなさんに掲載の許可をいただいています。)
かなり早い時間に来校していたお二人です。
「え、どんなポーズにしよう!」と満面の笑みで考えてくれた生徒さんたちです。
合格しているか書類をじっくり確認していた生徒さんたち。確認が終わってから撮らせて頂きました。
嬉しさのオーラが伝わってきますね。
この二人の生徒さんたちは、背景に明るい白(の校舎)の壁を選んでいました。
推薦入試の時に、とても礼儀正しかった生徒さんたちと同じ中学校で、(その生徒さんたちと)お友達の3人も、合格されました。
みなさん、合格おめでとうございました。これからみなさんと高校生活を充実させられることを楽しみにしています。(新年度から、楽しく学べる環境も色々工夫してパワーアップさせようとしていますし、新しいプロジェクトもみなさんを待っていますよ。)4月にまたお会いしましょう!
2016年2月10日水曜日
2016年2月9日火曜日
明日は入学試験です
今の校内の様子です。
在校生たちが校内を一斉に掃除しています。
明日、入学試験(一般入試)が行われるため、普段より念入りに、受験生の皆さんに気持ちよく試験を受けてもらえるようにと清掃中です。
受験生の皆さんにとっては、筆記試験、面接と緊張の一日になると思いますが、あとは体調を整えて落ち着いてのぞんでください。
明日の日中は今日くらいの気温にはなりそうですが、朝は冷えますので温かくして登校してくださいね。
(写真は、先週の部活で華道部の1年生がいけた作品です。)
在校生たちが校内を一斉に掃除しています。
明日、入学試験(一般入試)が行われるため、普段より念入りに、受験生の皆さんに気持ちよく試験を受けてもらえるようにと清掃中です。
受験生の皆さんにとっては、筆記試験、面接と緊張の一日になると思いますが、あとは体調を整えて落ち着いてのぞんでください。
明日の日中は今日くらいの気温にはなりそうですが、朝は冷えますので温かくして登校してくださいね。
(写真は、先週の部活で華道部の1年生がいけた作品です。)
登録:
投稿 (Atom)