2015年4月30日木曜日

進路の選び方 - 3年生進路説明会

今日は午後から、3年生の生徒・保護者の方に向けて「進路説明会」が開催されました。




気付けばもう4月も今日が最終日。

あっという間に時間が過ぎています。ということは、入試(どの方式を選ぶにせよ)はすぐにやって来るということです。

3年生の皆さんは、その意識をしっかり持って準備の体制に入って行ってください。










保護者の皆様も真剣に説明を聞いてくださっている様子でした。









ところで、先日もある生徒と話していて感じたのですが、どのような進路を選ぶのかについて、皆さんにはしっかり考えて欲しいと思います。

「就職が良いと聞いたので、xx学部にしようかと思います。」

というような生徒もいたのですが、私が彼女に伝えたのは

- 本当にその学部で勉強することに、あなた自身が興味を持っているのであれば、ぜひその学部を選んだら良いと思う
- でも、もし"就職が良いらしい"という噂だけで、その学部にしようと思うなら、それはもう少し考えたほうが良い

ということです。皆さんよりかなり前に社会人になった身として、伝えられるとしたら、就職のときに大切なのは「学部」ではなく、「みなさんがそれまでの人生で(特に大学時代に)どのように考え・行動してきたか」です。

法律や政治のことに興味がほとんどないのに、就職だけのために法学部に行くと、4年間はつらい可能性が高いでしょう。心から文学が好きで、(就職にはそれほど有利ではない、と仮に言う人がいたとしても)文学部に進学したら、本当にその学問が楽しく感じられることが多いと思います。

他の人が/世間がどう、ということよりも、皆さん自身が本当にやってみたいことは何か、そのために学びたいことは何か --- そのことをじっくり考えてみてください。

そして、学校によって校風がかなり異なりますので、ぜひ実際に大学を見に行ったり、その学校の学生さんに話を聞いてみて

「この場所に私がいるとして、違和感がないな」

と感じられるかどうかについても、早目のタイミングで確認してほしいと思います。(こういう学校との相性というのも、かなり大事です。)

これから1週間くらいはゴールデンウィーク時期ではありますが、今この瞬間にできることを一つずつつみ重ねて欲しいと思います。

5/3のBS朝日「Fresh Faces」

本校の図書ワゴンを企画して下さっている、ブックディレクターの幅允孝さんが、今度の日曜日の夜、BS朝日の「Fresh Faces」という番組で紹介されます。

その中で、本校の図書ワゴンについても放映されるようです。

番組のホームページ(こちらです)にも予告編として、本校での幅さんの写真(右側です)が掲載されていました。

みなさま、ぜひご覧ください。

番組の概要は以下の通りです。

放送日時: 5月3日(日曜日) 22:54-23:00

チャンネル: BS朝日(BS 5)

番組名: 「Fresh Faces - アタラシイヒト- 」

2015年4月28日火曜日

社会で活躍する女性になりたい普通科1年生 - 新聞記事ピックアップ

本校普通科では今年から、毎日帰りのホームルームの中で、生徒1人が新聞記事で気になったものをピックアップし、それについてのコメントを発表しています。

というのも、本校は「社会で信頼され、役に立つ女性」を育てる学校。そのためには生徒一人ひとりが世の中で何が起こっているのかを知っていることが大切で、さらに自分なりの考えを伝えられるような練習を日々重ねていこうと、今年から普通科で実践しています。

今日はその1年生のクラスにお邪魔してみました。高校1年生は、どのようなテーマを選ぶのかと、とても興味を持っていました。

こちらのクラスで今日発表した生徒は、「ネパールで起きた大地震」について発表していました。

今日は地震発生から(極端に生存率が下がるタイミングだという)72時間を迎えます。一人でも多くの方が救助されて欲しいと心から思います。

そして、私たちなりに、被災された方にできることが無いかを考えてみることも大切だと思っています。(昨日テレビを見ていたら、電話をかけるだけで今回のネパールの被災者の方のために150円が寄附できるという仕組みがあるようでした。こんなことに参加してみるのも良いかもしれません。)


そして、もう一つのクラスでは・・・



「週末の統一地方選で市長になった女性が4名いたこと」を紹介してくれていました。

その後の、生徒のコメントが素晴らしすぎて感動してしまいました。

「4名というのは、これまでの中では最も多いそうですが、私はまだまだ少ないと思っています。私は将来社会で活躍する女性になりたいので、もっとそういう女性市長も増えるような社会になって欲しいと思います。」



後ろから思わず

「素晴らしい感想ね!!!感動しちゃった!」

と言ってしまいました。(クラスのみなさんはびっくりして一斉に後ろを見ていましたが・・・。)

高校1年生でもしっかり世の中のできごとにアンテナを張って、自分なりの考えを持つ - 今日の1年生のクラスを訪問して、みんなとてもしっかりしているなぁと感動しました。この生徒たちが、本校の毎日で新聞に触れ、本に触れ、様々な人と出会う3年間を過ごして行く。そして3年後、どのような人生の道を切り開いていくことになるのか、本当に楽しみなのです。

2015年4月26日日曜日

彼女たちとの結節点 - 幅さん連載「本の話をしよう」

4月から登場した「図書ワゴン」の企画を考えて下さった幅允孝さんは、"SANKEI EXPRESS"の中に「本の話をしよう」という連載を持っていらっしゃいます。今日の連載で、




「彼女たちとの結節点」

というタイトルで、本校ワゴンを導入したエピソードを書いてくださいました。




(ちなみに・・・生徒たちから強く勧められた「Fate」を読んだだけでなく、アニメも全て見て、さらにはゲームにまでハマってしまったという幅さんらしいお話も披露されています。思わず笑ってしまいました・・・)

幅さんワールド満開でとても素敵なエッセイです。ぜひ読んでみて下さいね!

2015年4月25日土曜日

図書ワゴンについて日本経済新聞で紹介頂きました




本日の日本経済新聞朝刊(神奈川面)で、4月からデビューした図書ワゴンについてご紹介いただきました。





今のテーマの中では「おやつの時間」のワゴンの中の本が人気のようですね。実はあのワゴンの中には1冊だけ、私がセレクトした本も入っていました。それは


『お茶の時間のイギリス菓子』

実は私自身が大学院でイギリスに留学していたときに、アフタヌーンティーが本当に素晴らしいなと思っていたのです。

スコーンとかショートブレッドが大好きな私は、この本を見てうっとり。いろいろな地方でお菓子にもバリエーションがあるようで、見ていてとても夢が膨らむのです。




水曜日くらいにワゴンを見たら、誰か借りてくれている人がいるようで、嬉しかったです!

この本以外にも素敵な世界をのぞくことができる本がいっぱいです。ぜひ気軽に手にとってみてくださいね。

2015年4月24日金曜日

新聞で世の中を見渡す

5階の普通科の教室の外(廊下)に現れたこちら・・・





みなさん、気付きましたか?

「気になる記事」を掲載しています。

(先生たちが選んだものなのですが、実は私が選んだものもあります。)

先生たちの選んだ記事とその脇にコメントが書いてあるのを読むのは、とても面白いですよ。(よく友達の家に遊びに行ったときに、その友達の家の本棚をついついのぞいてしまうような感覚です。その記事の内容や、コメントに先生たちの関心・考えていることなどが現れているように思うのです。)

ちなみに、私は右上のコラージュのようなものを貼っています。これからこのコラージュをアップデートして行きたいと思います。

テーマは

Happy News (読んでいて何となく幸せな気持ちになれるニュース)

実はこのHappy Newsは私が考え始めたのではなく、日本新聞協会でこのような取り組みをもう何年も続けられているのです。(詳しくはこちらをご覧ください。)全国各地のさまざまな新聞から、ふと幸せに思える記事を集めているサイト。とても温かい気持ちになります。ぜひ定期的にのぞいてみてください。

そして、みなさん自身もこんなテーマで新聞をコラージュする楽しみもあります。私はこのHappy Newsの中にあるコラージュのテンプレートを使っています。好きな記事をきりぬいて、大好きなマスキングテープで貼るだけで、なんだか可愛いコラージュができてしまいます。ぜひこちらのテンプレート、みなさんも活用してみてください。(ちなみに、このデザインは私が大好きなアートディレクター・森本千絵さんによるものです。)

2015年4月23日木曜日

理系の女子大生が来てくれました

今日は(先日も予告をお知らせした通り)理系の女子大生の方々が放課後に学校に来てくれました。

昨年度も放課後に慶應義塾大学の大学院生の方が勉強を教えてくれる機会がありました。今年はそのように勉強を見てもらいつつ、

女性としての生き方

を少しずつ考えられるような機会を作っていけたらと考えています。

今日はまず、「理系の女子大学生」3人が来てくれました。東京理科大学の学生さんと東海大学の理系の学生さんたちです。

・・・とここまで書きつつ・・・実は私は今日の夕方外出していたため、教頭先生からのレポートをご紹介します。
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今日のセブンモジュールには、リケチェンのメンバーが3人来てくれました。生徒にとっては歳も近く、身近なお姉さんのような存在です。勉強あり、進路相談あり、人生相談ありで、参加した生徒にとって、とても楽しく刺激のある時間となりました。
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今後、「女性」にお話を聞かせていただく機会をどんどん増やしていきます。ぜひ楽しみにしていて下さい!

2015年4月22日水曜日

やはり食べ物の魅力は・・・

今週から放課後に、普通科1,2年の図書委員のみなさんが、図書ワゴンで本の貸し出しを担当してくれています。

先ほども




ワゴンの色にあったエプロンも着用した図書委員の皆さんが、準備してくれているところに出向きました。

彼女たちなりに本を見て、感動した部分やおススメしたいポイントなどをふせんで紹介してもらおうかと思っています。








こちらは5Fのワゴン。

黄色のワゴンなので、エプロンも黄色です。

このワゴンの今のテーマは「I love cat」。今日の担当の図書委員さんは、自宅で猫を飼っているとのことで、もう一人の委員の生徒と一緒に

『猫の吸い方』

という面白い本などをついつい読んでいました。


そしてやはり、食べ物は人気があるんだなぁと実感したのは・・・




「おやつの時間」というテーマで選書された本に寄ってくる生徒たちの多さ。

うわぁー、美味しそう!

ここの老舗カフェって行ってみたい!

と女子ならではの夢がふくらんでいるようです。(その気持ちは本当によく分かります。)




来月はどのようなテーマのワゴンが登場するでしょうか。

我是日本人 - 中国語授業

本校では3年生の選択授業で「中国語」を学ぶことができます。

今日はその授業に少しお邪魔してみました。

教えてくれているのは、北京出身の中国人の先生+本校校長。(校長は山と中国語が大好き。 なぜこんなに中国語を話せるのだろう?といつも不思議に思っていますが、朝礼などでもことあるごとに「えー、中国語ではxxxと言います。」というフレーズを皆さんよく聞くと思います。)



ちょうど私が教室に入って行ったとき、黒板に大きく

「我是北京人」

と書かれていました。

漢字から「私(先生のことですが)は北京出身です」、という意味なのかなと解釈し・・・であれば、私なら「我是日本人」となるのかしら?など勝手に考えていました。





今日は中国の人たちが日本に来て驚いた文化の違いなどについて、先生が紹介してくれていました。




中国の現在の人口は13億人以上。(日本は1.27億人ですから、日本の十倍もの人が暮らしているということです。)

そして日本に最も近い国の一つです。

これからの社会で中国との接点は必ずあると思います。(実際、街中を歩いていても、中国や韓国からの観光客の方はものすごく増えていますよね。これから東京オリンピックに向けて、観光客の方も増えていくと思います。)

そのような中で、みなさんはぜひその言語を学び、日本の私たちとは異なる文化を学んでほしいです。

2015年4月21日火曜日

もう貸し出し、始まっています!

今朝、図書ワゴンを見に行ったところ・・・






棚のところに、本の表紙コピーがマスキングテープで貼ってあるところがちらほら。

これらの本は、いま、「貸し出し中」ですよ、というサインです。















おやつのワゴンは人気が高いようですね。

毎日放課後に(~16:25)図書委員さんがワゴンの店長さんのように立っていますから、ぜひみなさんも利用してください!







たくさん借りるほど良いことがあるかも!

We Are The Champions! - 3年生選択英会話

本校の3年生では選択で英会話や小論文、中国語などの科目を選択することができます。(学科により選択できる科目が少しずつ異なります。)

今日は、3年生の「選択英会話」の授業にお邪魔しました。


バイリンガルでプロのジャズギタリストでもあるKAI先生が、英語の歌や会話を教えてくれる楽しい授業です。

この授業で1曲目に学んでいる曲は"We Are The Champions"だそうです。

タイトルだけで曲が思い出せない方は、ぜひyoutubeなどでご覧ください。(テレビのCMなどで知っている方が非常に多いのではないかと思います。Queenの大ヒット曲ですね。)




1年間でどれだけ楽しんで英語で表現することを自然にできるか、期待しています。

ちなみに、このクラスの中の生徒数人に話していたのですが、英語を学ぶときに、必ずしも教科書や問題集をにらめっこするだけでなく、

- (英語圏で創られた)好きな映画・テレビ
- 好きなアーティストの歌

などを、字幕・歌詞を見ずに繰り返し見たり・聞いたりを繰り返すことをぜひ試してみてほしいです。

はじめは意味がわからなくても、同じものを5回、10回と見たり聞いたりし続けるうちに、英語のフレーズを覚えてしまうようになるので、とても楽しい勉強法です。(ちなみに、私はとても古いアメリカのドラマですが、"FULL HOUSE"というファミリーコメディドラマや"Ally McBeal"というコメディドラマが大好きで、本当に繰り返し見ていました。)

話をした生徒も "High School Musical"やジョニーデップのファンだとのことです。ぜひそれらの作品を英語音声と映像だけで繰り返し見てください。いつの間にかリスニング力やスピーキング力がびっくりするほど伸びていると思いますよ。

2015年4月20日月曜日

放課後に勉強する生徒、企画を考える生徒

新年度も3週目に入り、1年生も少しずつ本校での生活に慣れてきたようです。

今日の放課後にも校内でいろいろ活動している様子を見かけました。





放課後の自主学習(「セブンモジュール」と呼んでいます)教室で、先生に相談中の生徒たち。











今週の木曜日には、この放課後の時間に、「リケチェン」の女子大生の皆さんが来てくださいます。(「リケチェン」とは理系の大学・学部に通う女子大生の団体で、女子の高校生などに理系の魅力を伝えてくれています。詳しくはこちらをご覧ください。) 

皆さんと年齢も近く、とても気さくなお姉さんたちです。(昨年度に理科大に見学に行ったときにお世話になった方も来てくださいますので、理科大キャンパス訪問した皆さんもぜひ参加してくださいね。)



そして、その隣の教室では



商品開発のプロジェクトで2年生と1年生の初顔合わせが行われていました。

商品のアイデアを考えるとき、そのアイデアは

 - 新しいか (世の中にあるもののコピーではないか)
  -  わぁ!という驚きがあるか

をいつも意識して下さいね、と伝えました。




1年生の真剣なまなざし、2年生の責任感ある様子を見て、これからの期待がふくらんだ放課後でした。

創造力を測るテスト?!

情報科、商業科の3年生は「課題研究」の授業で、今年も慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科の先生方に教えていただいています。

この授業では

- 世の中の問題をどのようにしたら解決できるか
- しかも、その解決方法でどれだけの人が幸せになれるか

を考えていくことを目的にしています。(今年も「デザイン選手権」に挑戦する予定ですよ!)

今日は先生たちから




「創造力とは何?」

というテーマでお話していただき、いかに社会で生きていくうえで創造性が大切か解説していただきました。

そして・・・










みなさんにはこのテストを受けてもらいました。

創造力を測るテストです。

(テストを受ける前に、生徒たちが「えー」と言っていたのですが、私が「私も2年前に受けたのよ。」と言うと、「へぇ?!どんなテストですか???」と興味津々。「結構面白いテストで。とにかく時間内に頑張って!」と伝えました。)

この結果がどのようなものでも構わないのです。1年この授業を受けてどれくらい創造力がアップするかを自分で確認するためのものですから、気軽に受けていただければと思います。




さて、今年はみなさんから、どのような課題を解決したいとの提案が出てくるでしょうか。とても楽しみです。

2015年4月18日土曜日

チャンスをつかみに行く

最近読んでいた本の中で、その通りだなと心を打たれた言葉があります。

「チャンス自体をつかみに行くというアクションを起こさなければ、向こうからやってくることは決してない。だから人に会いに行くし、自分の作品を見てもらうし、声がかかればどんな些細なことでも全力でやろうとする。ホームランを打つためにはたくさんの打席に立たなければならないのだ。」(樋口景一『仕事という名の冒険』中央公論社 2015)

私自身、本校の生徒、教職員、みんながこのような姿勢で、今の社会で必要な存在であり続けたいと、いつも思っています。

今日は本校の生徒にそんな姿勢を感じた日でした。


今日午後に行われたオーストラリア研修の説明会の様子。

毎年夏休みの期間にオーストラリアの姉妹校等で研修を行っていますが、今回はかなり多くの生徒たち(&保護者の皆様)が参加していました。



高校生のうちから異文化の人と接したいと、自分から一歩を踏み出すことは、より広い世界に向かって歩き出したということです。もちろん高校生で海外に滞在するということは緊張を伴うことでもあると思います。ですが、多くの生徒がそのことに挑戦しようという気持ちを持っているということが嬉しく感じられました。

さらに、商品開発プロジェクトに応募してくれた1年生のエントリーシートを読ませてもらっていて、また感動した日でもありました。

1年生のエントリーシートの中にたくさん共通して書かれていたことが

"社会で役に立つ存在になりたい"


ということです。このプロジェクトを通しても役に立ちたい!と書いてあるエントリーシートがたくさんあり、本当に感動しました。みなさんがこれからの3年間でも、そして3年だけにとどまらず生涯、そんな気持ちを持ちつづけて、チャンスをつかみに行くことを重ねて欲しいと思います。

2015年4月17日金曜日

クラブや商品開発に忙しい生徒たち

今日も放課後の校内を少し歩いていたところ、生徒たちは元気いっぱい。クラブや商品開発などに忙しそうでした。





剣道部の生徒たちは、顧問の先生に相談している様子でしたので、手に何を持っていたのか見せてもらいました。









すると







力作ですね!!!

自分で描いたそうです。(以後、「画伯」と呼ばせていただきます。)


















茶道部もお辞儀の仕方からお点前まで練習しているところでした。












そして、




華道部も1年生が真剣にお花をいけていました。

お花をいけるのは今日で人生2回目とのことですが、とても楽しいとのこと。

ぜひみんなで全国制覇を目指しましょう!





また、ランチスペースでは


「えー、どうしよっかー

まずい、会議来週だ!」

と焦りを隠せない(?その割には笑顔でしたが)商品開発プロジェクトの2年生たち。

来週の会議の時までの課題があり、企業の方の前でプレゼンテーションをする必要があるのです。

みなさん、面白いアイデアを期待していますよ。




商品開発については、1年生の皆さんからもたくさんの応募をいただきました!(ありがとうございました。)これから企業の担当の方にもエントリーシートを見ていただきますね。

途中で、商品開発とクラブの忙しい生徒から

「先生、この日にはこれこれがあって商品開発のほうができないような・・・」

というようなお話を聞きました。

たくさんの課題を同時に進めるためには、どうしたら良いかを考えながら行動できるようになることもとても大切です。「できません」からスタートするのではなく、どこをどう工夫すればできるか、それをいつも自分で考えるようにしていきたいですね。

グループディスカッションに超・前向きな生徒たち

今日から商業科1年生の「マーケティング」の授業がスタートしました。

今年度も、元リクルート&ローソンの野林先生に、毎週マーケティングについて教えていただきます。

私はこの授業の後半で、生徒たちのグループディスカッションの時間ころに教室にお邪魔しようとしたところ、廊下にいた時すでに、ものすごく明るい声が聞こえてくるのです。



1年生の

1学期最初の授業で

とつぜん「グループディスカッションして下さい」と言われて

緊張で固まってしまうことが多いように思うのですが・・・皆さんものすごく明るくて元気いっぱいです。




野林先生も

「生徒さんたちが、ものすごく前向きですね!驚きました。」

とのこと。どんな1年になるのでしょうか。楽しみです。

2015年4月16日木曜日

図書ワゴンの貸し出し来週スタート!

みなさま、お待たせいたしました。

来週月曜日から、4月にデビューした「図書ワゴン」の中の本の貸し出しが始まります!

せっかく幅允孝さんの選書で素敵な本がたくさん置いてあるので、ぜひ皆さんに借りて読んで欲しいと思っていました。ちょうど新年度で"図書委員"をクラスで決めるというタイミングでしたので、少し時間をもらいましたが、来週からスタートしますよ。

・・・ということで、今日はその貸し出しのために普通科1,2年生の図書委員さんに集まってもらいました。



「私たち、何日の担当がいいかなぁ?」

と真剣に話している2年生。






そして、当番の日時を決めた後には




図書館の中にあるワゴン(!みなさん、図書館にもみなさんのフロアにあるのと同じ形で屋根の色がブルーのワゴンがあるんですよ)の前で、司書の先生と、熟練の図書委員さんから、お仕事内容の説明をしてもらいました。



始業式でもご紹介したように、本を読めば読むほどスタンプがたまる「スタンプラリー」を実施します。そして、スタンプがたくさんたまった生徒にはオリジナルの可愛いブックカバーもプレゼント!(デザイナーさんの力作です!)

みなさん、ぜひワゴンを活用してくださいね。そしてスタンプをためて下さい!・・・と言っている横で、すでに図書館の本を借りに来た家庭科1年生の生徒たちが



早くもスタンプをゲットしていました!

(実はみなさんに配布したスタンプカードに押していく"本型"のスタンプは、全てオリジナルで特注品なのです。そして枠通りに押すのが若干難しい。)

ですが、今日対応してくれていた図書委員さんは既に慣れた手つきでしたね。





では、皆さん、月曜からをお楽しみに。

わらびもち!- 家庭科2年生調理実習スタート

今日のお昼ころにキッチンスタジオの前を通りがかると、生徒たちが何か食べている様子が・・・

中に入っていくと

みなさん美味しそうに食べているところでした。

家庭科2年生の今年度の調理実習がスタートしたそうで、今日はサバの味噌煮(でしたっけ?)とわらび餅を作ったそうです。




両方の写真を撮りたかったのですが、時すでに遅し。全員メインのお料理は食べ終わった後でした。わらび餅も美味しそうだったなぁ・・・。

2015年4月15日水曜日

新聞を活用しよう!- 新聞ストック登場

先ほど5階のフロアに行ってみたところ・・・



あたらしく

新聞ストック

が登場していました。


今年から、本校では「本」や「新聞」を通して世の中を広く知ることに今まで以上に力を入れ始めています。

授業やホームルームなどで新聞を活用する宿題が出ることもあるかと思いますが、ぜひこのストックの中の新聞は自由に使って欲しいと思います。






ちなみに、毎日の新聞については







2階のランチスペースの横にこのようにおいてありますので、自由に読んでください。

(こちらの新聞は、発行されたその日に(タイムリーに)多くのみなさんに読んで欲しいと思いますので、まだ切り抜きはしないでくださいね。)

2015年4月14日火曜日

なぜか胸に手をあてつつ作るパウンドケーキ

昨日の放課後に知ってしまった"パウンドケーキ製作現場"を見るため・・・先ほどキッチンスタジオへ出かけてきました。





「今から作るところなんですよー。まだ完成していないんです。」

と顧問の先生たち。

実は今日はお昼のパン(昨日ご紹介したあのパン屋さんのものです)を食べ過ぎてお腹がいっぱい(すぎ)だったため、私にとってはむしろちょうど良いくらいのタイミングでした。
















1年生にパウンドケーキづくりを体験してもらうため、上級生も色々準備など頑張ってくれていました。















なぜか

「いいですか、みなさん、胸に手をあててください。

私はパウンドケーキを一生懸命作ることを誓います、と言ってください。」

と、1年生に対して熱弁(?!)をふるう先輩・・・







しばらくして。

生徒が完成したケーキ(焼きたてほやほや)を持ってきてくれました!

ありがとうございました。パンの食べ過ぎでお腹いっぱいだったはずの私なのに・・・この写真を撮り終えた2分後には跡形もなくなっており・・・不思議。

卒業生の大先輩・篠原欣子さん(テンプスタッフ創業者)ご来校

今日はこの雨の降る寒さの中、本校の卒業生でみなさんの大先輩にあたる、篠原欣子さん(人材派遣会社の大手・テンプスタッフ株式会社の創業者でいらっしゃいます)が来校して下さいました。



実はこんなに若々しくはつらつとされている篠原会長。

実は年齢を聞かれたらみなさん、ビックリされるはずです。(なんと80歳を超えていらっしゃるのです)

自分で書いておきながら、私も驚きすぎて倒れてしまいそうですが、とにかくいつもお会いするたび、お元気であふれんばかりの明るさです。





毎年、篠原さんご自身が現在経営されている専門学校(篠原学園保育医療専門学校)のご案内もかねてわざわざ学校にお越しくださるのですが、本当に毎年お変わりなくお元気で驚いてしまいます。

「そういえば、私、病気らしい病気はしたことがありません。」

と、先ほどもおっしゃっていました。現在も週6日、変わらずお仕事されているそうです。(!)

篠原会長については、2013年の夏前に日本経済新聞の「私の履歴書」にコラムが掲載され、現在はその内容をテンプスタッフさんのホームページ上でも読むことができます。(本校に入学された経緯については、こちらをご覧ください。)

篠原会長は本校を卒業(その間には、創立者の君先生に直接教わっていらっしゃいます)されて、三菱重工業さんに入社されたあと、イギリスに留学されたりオーストラリアでお仕事をされたりします。

そして、38歳のときに、全くゼロからテンプスタッフを起業されるのです。そのテンプスタッフは現在では11,000人ほどの方がその会社で仕事をされ、日本以外の40箇所にまで拠点がある大企業に成長しています。スーパーウーマンですよね。

そんな篠原会長ですが、お会いするといつも

「私が仕事で必要だと思った基本的なことは、全て君先生に教えていただきました。

コツコツ真面目に取り組むこと。礼儀を大切にすること。いつも明るく元気で前を向くこと。

これらはすべて君先生が教えてくださったんです。」

と言ってくださいます。

お会いするたびに感動し、こんな素晴らしい女性でありたいと思わせてくださる篠原会長。本当に寒い中、遠方までお越しいただき、ありがとうございました。

2015年4月13日月曜日

クラブ見学continued...

今日も1年生のクラブ見学が続いていました。






私は新聞社さんの取材が終わってから校内を歩いていたら、ほとんどのクラブでもう店じまい中。


ただし!明日は家庭科同好会でパウンドケーキを焼くらしいという耳より情報をゲットしましたよ!


1年生の皆さん、今週も引き続き、いろいろなクラブを見学に行ってみてください。

(写真は華道部の活動のあと、ランチスペースに飾られていたお花です。)

図書館を変える取り組み



お披露目したばかりの図書ワゴン。

今日はある新聞社の方に取材して頂きました。

この記者さんは、公立図書館が変わりつつあることなども以前から取材をされ記事を掲載されていて、これからの時代に学校図書館もどうあるべきか関心を寄せて下さっています。





新聞、本が読まれなくなっていると言われています・・・ ただ、若い人は活字を読んでいないわけではない(実際にネットを通じて、あるいは携帯などで活字は読んでいるでしょうし、マンガなどにも活字はあります。)ですから、新聞や本と若い人たちの間に、どのような接点を作るかについては工夫が必要な時代なんでしょうね、というお話をしました。

そのお話の続きで、新聞社でも"電子版"をどのような位置づけにするか、工夫されているということも聞かせて頂きました。私がとても驚いたのは、新聞の電子版を読まれる方には、お子さんが独立されたくらい中高年のご夫婦もかなり多いとのことです。(都心などの高層マンションに住まれるようになって、紙の新聞を下まで取りに行くのが面倒・・・ということで電子版に切り替えられるようなニーズも多いそうです。)

本校は「社会で信頼され、活躍できる女性」になるための学校です。そのためには、より多くの人や世界にふれることが大切で、本や新聞はそのための大きな助けとなると考えています。ですから、今年度からは本校で、より積極的に本や新聞を日々の教育に取り入れて行きます。

今後それらの取り組みについてもご紹介していきたいと思っています。

明日からパン販売スタート

本校では、火曜日と木曜日のお昼の時間に大倉山のパン屋さん・トースティショップさんにパンの販売を行っていただいています。





明日から今年度のパン販売がスタートします。

先ほどパン屋さんがこちらのお知らせを持ってきてくれました。(販売して下さっているお二人が、この絵にそっくり!驚くほど似ています。)

以前に東急沿線の雑誌・SALUSでも紹介されたパン屋さん(こちらをご覧ください)。

パンの素材もこだわりにものを使っていらっしゃいます。よろしければぜひ。

2015年4月10日金曜日

クラブ見学中

1年生は今週火曜日に入学式をむかえた後、日々新しいことに慣れるのに忙しい週だったかと思います。

今日は授業のあと、クラブ見学が行われています。

先ほども

「今、家庭科同好会を見てきました。これからバスケットボール部を見に行きます。」

という1年生たちに会いました。

急ぎ足で私もいくつかクラブを回ってみました!





ソフトテニス部。

中学生の頃から、本校のテニス部で練習をしていた1年生もいるそうで、その生徒たちはすでに練習に参加していました。











この位置で写真を撮ろうとすると、本当に怖いです・・・(昨日に引き続き、ハンドボールが頭にあたるかも!?と思いながら恐怖に耐えました。。。)

キーパーの生徒は本当にすごい!と改めて感じた、ハンドボール部。










みなさん夢中で何かの作品作りに取り組んでいた美術部では・・・













アクリルに絵を描いて、その後それを加熱して完成させたそうですよ。

「Who is しなもん?」と思ったのですが、シナモロールというキャラクターがいるようですね!(知らなかった・・・)













ものすごく集中して書に向き合う書道部体験中の1年生と、そのそばによりそう上級生。

とても真剣だったので、声をかけるのを控えました。














JRC部では、昨年の「Happy Toys Project」の取り組みについて、説明していました。

1年生のみなさんはその場所を見ていないかもしれませんが、





昨年の11~12月に、みなとみらいのクイーンズスクエアでこのようなツリー&トイズを展示しました。

このぬいぐるみは、JRC部と家庭科同好会のメンバーが中心になって製作してくれました。

これらを、世界中の恵まれない子供たちに寄贈します。

1年生から「今年もやるんですか?」と質問がありましたが、「はい!」と勝手に教室の後ろで力強く答えてしまった私・・・。






こちらはそのぬいぐるみ製作も頑張ってくれた家庭科同好会。

1年生にリボン付きのゴムの作り方を教えてくれていました。













完成品たちです。

裁縫能力ゼロ、ボタンが外れるとうろたえてしまう私としては、ただただ憧れのまなざしで見つめておりました・・・。















華道部は、今日はこちらのスペースでいけばなのワークショップを行っていました。

クラブ紹介でも2,3年生が書いていましたが、今年の目標は秋の京都で優勝すること!頑張りましょう(気合)詳しくはこちらをご覧ください。








その隣では、茶道部の紹介が行われていました。

3月には大倉山の梅祭りでお茶席にも参加しました。本校の茶道部は学校外での取り組みにも積極的です。











体育館では、バスケットボール部で、すでに1年生と上級生で試合を行っていました。

またもやボールが当たりそうな怖さを感じました。(ゴールの真下にいたので、当然ですが・・・)






1年生は、今日1日ではとてもクラブを見きれなかったと思います。来週も引き続きクラブ見学の機会が続きますから、ぜひたくさんの部の雰囲気を見てください。そして、気になるクラブがあったらどんどん活動に参加してみてください。(去年はクラブ2つに商品開発、ミュージカルと、マルチタスクの達人、のような先輩もいましたよ。)