今日は情報科1年生の授業で、京都精華大学の先生にお越しいただき、今年2回目となるマンガ講座を開講しました。
先回は"マンガと日本文化の関わり"についてお話いただいたのですが、今回は実際にマンガを描いてみよう!というワークショップ形式の講座でした。
まずは先生がマンガのシステムについて説明して下さいました。
例えば、マンガの中の人物の髪の毛。よく見ると、全てベタっと塗ってあるのではなく、ところどころ白くなっていて、それがまた光があたっているように見えたりしますよね。
あるいは注目して見て欲しい物の周りには直線があったりします。
そういうマンガの作り込み方、確かに言われてみればその通りなのですが、私などは
「なるほど、そうであったかー!人生でこれまでずーーーーーっと気付かなかった!」
とまたもや目からウロコが落ちました。
そして・・・
実際に走っている人物の横に線を入れることで、この走り方に勢いをつける、というようなマンガの描き方について、先生がお手本を見せてくださいました。
あまりの先生の描き方の見事さに
「すごいっ!美しい!なんなのこの上手さは!」
と叫びすぎて、生徒に笑われてしまいました。
そして、実際に生徒たちもマンガを作り込んで習ったように描いてみました。
このとき、プロのマンガ家さんたちが使う道具を実際に使わせていただきました。
情報科1年生のみんなの熱心なことといったら・・・!!!
しかも、非常ーに慣れた手つきの生徒が多いのです。
ものすごく真剣に集中して取り組んでいました。
そして来月のまんが講座までに「4コママンガを描いてくる」という宿題が出ているのですが・・・担任の先生曰く
「帰りのホームルームで人の話も聞かずに早速宿題に取りかかっている生徒がいるんですよ・・・"それは中間試験が終わってからでいい!"って思わず言ってしまったんですけどね。」
それだけ皆さん大変楽しい充実した時間だったということですね。京都精華大学のO先生、ありがとうございました!