2013年1月10日木曜日

とことん観察マーケティング / ヒットの経営学

これからの日本社会・グローバルな社会を支える若い世代にとって大切な力とは何でしょうか?

- 教育に携わる者として、このことは常に考えていることですが、いつも思うことは 「自分で新しい価値を創造し・企画し・実際に形にする(実行)力」 このような力が、どのような環境・業界で仕事をする場合にも欠かせず大切なのではないかと考えています。

 私たちの高木学園は、創立者・高木君先生が"社会で信頼され、活躍できる女性"を育てるために創立した学校です。

その本校で、あらゆる機会を活用して、生徒たちが創造・企画・行動する力を育成していきたいと考えています。 先日より新聞などでもご紹介いただいている「横濱かりんとう」のパッケージデザインプロジェクトなどを通じてもそのような力が養われていると思いますし、来年度からは商業科で実際に企業の第一線でマーケティングの考え方を用いてヒットを生み出し続けていらした方に先生として講義をしていただくことになっています。

その野林徳行さんが、本日ご著書を出版されました。

「超現場主義ですごい結果を出す   とことん観察マーケティング」

です。(実は私も帯に推薦のことばを書かせていただきました。)

早速野林さんご本人から著者謹呈で本をお送り頂きました。ランチスペースに入れておきますので、みなさんぜひ読んでみてください。

といってもマーケティングというと何やら難しそうかと思って身構えてしまうかもしれませんが・・・少し小見出しを見てみますと・・・(カッコ内は私の心の声)


"ローソン 『リラックマ ポイント・コレクト・キャンペーン』お客様がつくるキャンペーン" (⇒ローソンのキャンペーンは、ローソンの人がつくるのじゃないのかしら???)

"スーパーマーケットに24時間立ってみました" (⇒え?何のために???)

"廃刊寸前の雑誌が当たり前を整理しただけで販売部数5倍に!" (⇒ホント???)

実際に皆さんが毎日の生活で見たり聞いたり接したりしている事例などをもとに、たくさんのヒントを書いていらっしゃいます。ぜひ読んでみてください。


さらに・・・昨年(12月28日)日本経済新聞で「横濱かりんとう」のことをご紹介いただいた後、支局長様からパッケージデザインをした生徒たちにこのような本をお送り頂きました。


日本経済新聞社より刊行されている『ヒットの経営学』です。つい手にとってしまいたくなるモノ・サービスにはどのような仕掛けがあるのか、そのようなことを分かりやすく説明した本です。こちらもご興味ある皆さんはぜひ手にとってみてくださいね。