2011年9月30日金曜日

学園祭(高木祭)前日

学園祭(高木祭)が明日に迫ってきました。今日は1日、学園祭の準備を行いました。朝には開会式を行い、各クラス・クラブなどの展示・発表内容を紹介。




着ぐるみの人たちもいましたし・・・










担任の先生自らステージに登場のクラスもありました!(これはビビンバを販売するクラスですね。)






そしてその後はそれぞれの担当箇所で準備が進められています。




先日ご紹介したポップコーンを販売するクラスには、この機械が登場。学園祭っぽくなってきましたね。


バター風味、カレー風味、キャラメルetc...(フレーバーが多すぎて覚えきれませんでした)色々な種類が楽しめるそうです。










こちらは(先日も少しご紹介しましたが)野菜や果物から染物を行っているクラス。

たまねぎから、こんなに濃い黄色に染まるのが驚きますね!!!







中にはディスプレイなどがほぼ完成し、仕上げにお掃除している生徒たちの姿も。










ところで、廊下のつきあたりでこんな写真を見つけたのですが・・・










実はこれ、写真ではなくモザイクでできていたのです!(ある一部分を拡大して写真をとると、こんな感じでいた!!!)驚きました。


上の写真と見比べると、本当に驚いてしまいますよね。えーこれで、あんなに本物の写真のようになるのーーー!!!と思わず叫んでしまいました。








さて、昨日もご紹介したJRC部のメンバーは、福島の野菜や果物の販売コーナーを充実させたようですよ。




ちなみに、JRC部のこの野菜・果物販売のすぐそばにて、(本校生徒たちが開発した)ノートも販売させていただく予定です。

皆様にお目にかかることを楽しみにしております。

2011年9月29日木曜日

福島産の産品を販売します

今日は学園祭のための宅急便がたくさん届きましたが、その中でもひときわ目をひいたのが全農福島さんから届けられた福島産の野菜と果物です。

実は、本校JRC部の生徒が直接、全農福島さんにお願いして、今回福島産の野菜と果物を本校の学園祭のために送っていただきました。(ちなみに、福島産ということで心配をされる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回送っていただいた物については、放射能の検査も行っており、問題がないために出荷されたものばかりです。)

この野菜・果物を学園祭当日に、JRC部の生徒たちが販売させていただきます。





準備も着々と進んでいるようで、部員たちも販売意欲マンマン。気合が入っています!







この販売で得られた売上を、福島県の学校に寄付させていただく予定です。

また、今回この場に立ち寄っていただいた方に




被災地を応援するメッセージも書いていただきたいと思っています。(皆様に書いていただいたメッセージは全農福島さんにお送りすることになっています。)





一人でも多くの方のご来場とメッセージをお待ちしております。学園祭は今週土曜日・日曜日の10:00~15:00に開催致します。

学園祭の準備が進んでいます

今日は午前中から続々と宅急便で色々なものが届き(クール宅急便で、"シーフードミックス"なども届きました!)、いよいよ学園祭の準備が本格的に進められています。

キッチンスタジオでは、家庭科3年生のフード(食物)専攻の生徒たちによる"高校生レストラン"の準備中。

「メニューを見たいなぁ~。」

と言ったのですが、

「メニューはまだダメです、先生。でも、これならいいですよ。」

ということで




お店の看板だけ見せてもらいました。

どのようなレストランになるのでしょうね???








こちらのクラスでは"スライム"を作ることができるようです。

小さいころ、あのねばねばっとしたスライムの不思議な感覚が妙~に好きだった私。簡単に作ることができるのでしょうか???ぜひ体験してみたいです。










さて、こちらのクラスは



ワッフル屋さんだそうです。ワッフルの紹介も気合が入っていますが、(自分の)ネームプレートを作るのにも相当一生懸命の様子。



廊下には、こんなものもディスプレイが始まりました。




食べる物についてのレポートが多いのは、私の食いしん坊の性格ゆえでしょうか・・・???最終的にどのような形に完成するのか楽しみです。

2011年9月28日水曜日

学園祭での被災地支援活動

校内では学園祭の準備が進められていますが、今年の学園祭では3月11日に起きた東日本大震災の被災地の方々を支援するための取り組みも行う予定です。

まず、JRC(Junior Red Cross)部のメンバーは、被災地・福島県産の産品を販売する予定となっています。その際に、販売だけでなく、被災地の方々に向けたメッセージも来場された方に書いていただくことにしています。(そしてその後、そのメッセージを福島県にお送りする予定です。)

さらに、その販売で得られたお金を福島県の学生さんたちのために役立てる予定で、こちらについてもJRC部の生徒たちが現在精力的に調整中です。(詳細が固まりましたら、この場でご紹介します。)

また、昨日ご紹介した(生徒たちが企画・開発した)ノートの販売も行うこととしました。



今日はノートプロジェクトの1~3年生に販売スタッフとしてその場にいられる時間を教えてもらいました。

「うーん、ここはクラスの模擬店の担当だからなぁ・・・。」

などと言いながら、それでも生徒たちは最大限手伝います!と言ってくれています。



このノートの販売収益も、(これまでお伝えしている通り)被災地の方々のために寄付する予定です。

皆様のご来場をお待ちしております!

2011年9月27日火曜日

Peter Panチャレンジ - Day 1

夏休みの間にEnglish Bilingual Campに参加した生徒が、昨日やってきて

「先生、私、Peter Panのテキストを暗記することにした!」

というのです。(ワォ!すごい熱意です。)

「じゃぁ、一日1ページ覚えていったら???まずは今日、最初の1ページ目を覚えるとか。そうして少しずつ、気づいたら全部テキストを暗記できていた、という風になればいいね。」

と言っていたのですが、

「分かりました!じゃ、今日から頑張る。明日覚えたの聞いて下さいね。」

ということで、放課後その生徒が訪ねて来ました。

"Ok, then you can start now. I am ready."

と言って彼女が暗記した1ページ目を聞こうとしたところ

「うーん、なんか緊張しちゃうな。。。先生、あと10分どっか行ってて。」

なんとまあ…。たまたま、ちょっとした用事があった私が数分間席を外して戻ってくると




友達に一生懸命暗記した箇所をチェックしてもらっていました。


真剣にやってるなぁ、などと思い、彼女たちの元に戻ると


「えー、先生、帰ってくるの早すぎ・・・」


などと言っていましたが、いよいよ成果を披露してもらいました。



少し途中で記憶をたどって考えこむ場面もありましたが、それでもすごく頑張りました!1ページ目は無事暗記完了です。

「じゃ、今日は次のページだね!」

というと、

「えー、無理無理・・・。」

と本人は言っていましたが、

「無理と思えば無理になってしまう。でも、"絶対にできる"と思えばきっとできるよ!」

と伝えたところ

「ふーん、じゃ、頑張ってくる。」

と言いながら下校していきました。"教科書を一冊覚えてしまおう、覚えたい!"と自分から思うことはすごい情熱だと感動しながら彼女の姿を見つめていました。

これから毎日、彼女がどのようにチャレンジしていくか楽しみです。

学園祭で販売して下さい!!!

先ほど事務所前を歩いていたところ、生徒たち2名と会いました。

「あー、先生、いたいた。あのね、先生、学園祭でノートの販売をしてほしいんです!」

とノートプロジェクトのメンバーではない2人の生徒が熱心に私に話をしに事務所を訪れて来たようです。

「そうだね、確かに、学園祭で販売したらいいかも・・・」

と言っていると、

「でしょ?!先生、それじゃこれから販売するかどうかを決めて、今日のブログに結果を書いて下さい。」

と、なんとも急ぎのリクエストです。

「え、そんなにすぐに決定できるかわからないよ~。」

と伝えたのですが、

「うちの親とかも買いたいって言ってたし、先生、お願いします、ね。ウフフ。」

と大胆な笑みを浮かべながら帰って行きました。早速校内で相談をし始めています。詳細はまたこの場でお知らせしますね。(というところで終わると、「えー、今日の発表はそれだけー?!!!」と言う生徒たちの顔が目に浮かびますが…。)

2011年9月26日月曜日

試作中

キッチンスタジオでは・・・


何を作っているところかおわかりになりますか?

これは、ポップコーンです!

学園祭でポップコーンを販売するこのクラスでは、キャラメルフレーバー、カレー味など、いくつも登場させる予定だそう。今日はちょうどキャラメルフレーバーの試作中でした。私は(いつも通り)味見を…。美味しい!!!おススメです。


そしてキッチンスタジオの他の調理台では




整然とならぶあんこ達。こしあんに目がない私はこのあんこのかたまりそのものを頂きたい気持ちでいっぱいでしたが、ここはぐっと我慢。

こちらは茶道部の和菓子の準備だそうです。




今週は授業が短縮授業となり、生徒たちは学園祭の準備を進めています。お天気が若干心配ですが、充実した学園祭になればいいなと思っています。

2011年9月22日木曜日

Malanda State High Schoolの様子

本日来校して下さった姉妹校・Malanda State High Schoolの校長先生が、むこうの様子を撮影した写真をいくつか持ってきて下さいました。




学校の入り口はこんな感じです。これだと学校の敷地面積の広大さが分からないのですが・・・










なんと、これが校内の敷地なんです。ヘリコプターがとまれてしまう広さというのがすごいですよね…







そして、このキャンパスの中で動物の飼育もおこなっていて




これも授業の一コマ。畜産や農業の勉強を専門的にできるそうです。








何しろ、学校の周辺はこんな感じでとにかくスケールが大きい!雄大な自然に囲まれています。








農作業も行います。








…といった感じで、とにかく横浜にある本校とは全く異なる環境なのですが、むこうの生徒さんたちはとても素朴で素直、優しい生徒さんばかり。先生たちや町の人たちも大変親切です。

みなさんも、ぜひ来年の夏休みにこんな雄大な自然の中で異文化を体験してみてください!

Malanda State High Schoolの校長先生が来校

昨日の台風15号はかなり大型でしたが、皆様ご無事でしたか?学校はドアのすき間から若干雨水がふき込んできた箇所もありましたが、ほぼ被害はなく安全でした。

さて、今日は本校の姉妹校・オーストラリアのMalanda State High Schoolの校長先生が本校を訪れました。今年の7月に生徒たちが海外研修でオーストラリアのケアンズを訪れた時には、このMalanda State High Schoolに生徒たちはうかがわなかったのですが、私と引率の英語科の先生とで一緒にこちらの学校を訪問しました。その際に

「9月末に家族で日本に旅行をするので、その時に時間が作れればぜひ高木学園を訪問したいです。」

と言っていただいていて、今日その校長先生の本校訪問が実現しました。



授業中にあるクラスで生徒たちの前で校長先生が挨拶して下さいました。(生徒の皆さんはかなり驚いていましたね・・・!)

さすがに高校の校長先生だけあって、生徒たちの前でも非常ににこやかに分かりやすくお話して下さいました。



こちらでは本校のカナダ人の英語の先生の英会話の授業にて。たまたまその教室にオーストラリアの国旗があるのを発見した校長先生は、「この旗はどういう意味か知っていますか?オーストラリアは200年前にイギリスの人々が渡って来てできたので、英国の国旗(Union Jack)が左上にデザインされています。そしてその右側にあるのは南半球で見られる南十字星なんですよ。」

なるほど!初めて知りました!そして校長先生は次のようにもおっしゃっていました。

「私はオーストラリア人で英語しか言語を話すことができません。しかし、その後ロンドンや韓国などで教師として教えることがあって、つくづく若い時にもっと言語をしっかり勉強しておけば良かったと後悔もしています。皆さんは、ぜひ母国語の日本語以外に、英語をしっかり学んでおいてください。きっと将来そのことが皆さん自身の世界を広げることとなり、役に立つことと思います。」

その通りだと私も思っています。英語を話すことができると、世界中の国・人へのアクセスが一気に広がります。これだけ日本でも海外の人と仕事をしたり接したりすることが増えていますので、ぜひ校長先生のおっしゃっている通り、英語という言語を楽しんで学んで欲しいと思います。

ちなみに、校長先生のMalanda State High Schoolはオーストラリアのケアンズの郊外に広がる牧草地帯にあり、学校の中では牛や馬や鶏など動物も飼育していますし、実際にその動物のケアをする施設まで校内にそろっています。(とても豊かな自然の広がる素晴らしい環境です。)校長先生がそのことをお話されたときに、

「へぇー!行ってみたーい。」

と言っていた生徒が何人もいましたが、来年の夏に訪問したい・ホームステイしたい、という人はぜひ今から色々プランを立ててみて下さい。

そして、校長先生から学校にお土産もいただきましたよ!




中には何が入っているのかなぁ???とワクワクしながら開けてみました。











オーストラリアの北部にあるCape York(私も今回この写真集を頂いてどの地域か調べてみました。詳しくはこちらをどうぞ。)の自然の美しい写真集です。図書室やランチスペースなどに置いておきたいと思いますので、ぜひ手にとって見てください。

2011年9月21日水曜日

台風接近に伴う本日の予定について

台風が近づいてきております。本日の授業等の予定については、下記の通りと致します。

* 授業は1~3時間目まで(終了時刻11:35)行う
* 生徒は12時までに完全に下校する

生徒の安全を考慮して、上記のように早めに下校・帰宅と致しますのでよろしくお願い致します。

2011年9月20日火曜日

うれしい報告

放課後、私を訪ねてきたノートプロジェクトの3年生がいました。

「あれ?何だろう?今日は特にメンバーに集まって下さいというお知らせもしていないけれど・・・」

と思っていましたが、彼女曰く・・・

「先生、私、つい数日前に就職試験を受けたんですが、合格の連絡を頂きました!」

とのこと。うれしいですね!!!おめでとうございます。

「ほんとー?!良かったね~。おめでとうございます。」

と伝えていると

「私の調査書にノートを開発したメンバーだったことが書いてあったからだと思うんですけど、就職の面接の時にも(その企業の)役員の方々に"ノートの開発したって、これは一体どんなことをしたのですか???"ってとても興味を持って聞いていただきました。先生、本当に貴重な経験をさせてもらってありがとうございました。」

と彼女が話していました。彼女は本当に中心的な存在としてこのノートプロジェクトを引っ張っていってくれていましたから、私もうれしさと感謝でいっぱいです。

このプロジェクトで学んだことを、実社会に出てからも活かしていって欲しいなと思います。

2011年9月17日土曜日

世界の中の日本 - 土曜講座

今日は土曜日。学校内で、また校外で土曜講座が開催されました。今日は私も担当講座"未来予想塾"を受け持っていましたので、講師のゲストにご来校いただきました。

今日のゲストは3名。いずれも私の大学時代の同じゼミ(研究室)の仲間です。1人は大手銀行を経て、現在はエネルギー専門の商社で仕事をしています。もう1人はJICA(Japan International Cooperation Agency:国際協力機構)でモンゴルに駐在したりしつつ国際協力の仕事に従事。そしてもう1人は大手総合商社でブラジルを相手に化学品の貿易に携わっています。

まず初めは参加者それぞれが、自分のこれからの将来について考えていきました。




「うーん、私、あと5年後、何してるかなぁ・・・ちょうど大学卒業するころかぁ・・・。」










「私は双子の子供を産んで、子供を育て終わったら、夫婦で客船あすかに乗って世界一周旅行!」というなんとも具体的な計画を立てた生徒もいました。






その後、この場にいた大人たちは高校時代~今までをどのように生きてきたかについて話をしていただきました。

大学卒業後に銀行に就職したものの、数年してから米国の大学院に留学し、現在はエネルギー専門の商社に勤務しているEさんは、現在は月に1回程度はアフリカに出張して安定的にLNG(天然ガス)を日本に供給するために仕事をしていらっしゃいます。

原発の問題が起こって原子力以外での発電方法によって電力を確保することがきわめて大切な今は、ますますこの天然ガスの確保が重要になっています。


また、大手総合商社に勤務のMさんは、自分の高校時代にはあまり海外と関わることに関心は持っていなかったそうですが、高校3年生の終わりころ~大学生のころに、海外から日本に来ている留学生の人と多く接する中で、世界で仕事をすることに興味を持ったとのことです。

今はプラスチックなどを石油から生産するのではなく、さとうきび(!)から生産するために、頻繁にブラジルを訪れているそうです。(すごいですね、さとうきびからプラスチックを作ることが可能とは!!!)

国際協力機構(JICA)にお勤めのMさんは、高校生のころから政治や国と国の関係などに興味があり、就職のときには世界の開発途上国を支援するJICAに就職することを決意しました。

就職してすぐのころにはアジアの国々の支援を、そしてその後米国の大学院留学の直後からモンゴルに4年間駐在し、そして昨年末に帰国した後はアフリカの支援を行っているそうです。


ブラジル、アフリカ、モンゴル、アメリカ etc...と国際的にバリバリ仕事をしている3人は

- これからの世界で生きていくためには、何をおいてもまず英語の勉強はしっかりしたほうが良い
- 自分の興味のあることは、とにかく挑戦してみる
- 自分の考えをしっかり表現できるように国語力や論理力を育成する

ということが大切とおっしゃっていました。世界の中で日本はどのような存在なのか、世界で仕事をするとはどのようなことなのか、その一端を見せていただいた気がします。

ゲストで来校くださった皆様、ありがとうございました!

2011年9月16日金曜日

ついつい・・・

今日は本学園の創立記念日です。

学校はお休みでしたが、私はある会合に出席した後に横浜ロフトさんへ向かいました。そしてノートコーナーをチェック。あったあった、うちの子たち"SPICA"(←ノートの名前)が。しかも、ノートの値札の上に"話題の商品"というタグをつけていただいてありました。うれしいですね!

というだけでその場を離れればよかったのですが





やっぱりこの子たちの売れ行きが気になり・・・購入してしまいました。


いつまでもノートを一人立ちさせられないダメな私でした・・・。

2011年9月15日木曜日

学園祭の準備

学園祭が2週間後にせまっていますが、校内で様々な光景を見かけました。


こちらバトン部の生徒たち。ポンポンを持っていたのですが、これは学園祭の際に使うものだそう。

ディズニーの曲に合わせて踊るそうです。衣装が可愛いのでぜひ見てください!とのこと。







こちらは茶道部。この光景はいつ見ても美しく感じ、日本人に生まれた幸せを感じる瞬間です。





その他、家庭科の2年生にも遭遇。彼女たちのクラスでは、学園祭のクラス発表で浴衣の着付けを体験できるそうです。(私は万難を排して参加させていただきます!浴衣を着るときには毎回本とにらめっこして、大変苦労していますので・・・)

今年はどのような高木祭になるでしょうか?!10月1日、2日に皆様のご来校をお待ちしております。

生徒の学ぶ姿勢

昨日も校内で生徒が学ぶことに対して積極的に取り組んでいる姿をお伝えしましたが、今日も放課後の教室でその姿を見かけました。




昨日、英語の関係代名詞の講義中だった生徒は、今日は受動態を解説していました。彼女はオーストラリア研修にもEnglish Bilingual Campにも参加して、英語を学ぶモチベーションがより一層高くなったようです。




そして、昨日英検準2級を受けるかどうか迷っていた生徒は

今日早速、英検準2級の問題集を持ってきて勉強していました。

彼女も先月のEnglish Bilingual Campに参加していましたので、

「分からない単語があったら、英英辞典を使ってVocabulary Cardを作って繰り返し繰り返し覚えるといいと思うの。そして、付属のCDに合わせて何度も何度も一緒に朗読、もしてみて!」

と伝えました。彼女の「はい!」という返事には強い意志が感じられました。頼もしいです、そして1ヶ月後が楽しみですね。

私もできる限りまた生徒たちの進捗状況を見せてもらいにお邪魔しようと思います。

明日は創立記念日です - 満103歳

9月16日は、学校法人 高木学園の創立記念日です。明日で本学園は満103歳を迎えます。

103年後の現在においても、ゼロから誰の資金援助も受けずに学校を設立することはきわめて大変なことだと思います。それを明治41年に成し遂げたのですから、我が曾祖母ながら創立者・高木君先生とは"すごいパワーの持ち主だなぁ"と心から驚いてしまいます。

それほど大変な思いをしてでも学校を設立したのは、(福澤諭吉先生の講演に感銘を受け)ひとえに

「これからの社会で役立つ女性を育てたい」

という強い思いにつき動かされていたからでしょう。

その創立者の想いに忠実に、社会で(社会と一言で言っても、明治時代に創立者が見ていた"社会"と現在考えられる"社会"は意味が違い、今では広く日本社会や世界をも意味すると思っています)信頼され、役に立つ女性を育てることに尽力しきたいと、改めて創立記念日を前にして思っています。

2011年9月14日水曜日

自然の色、色を奏でる

先ほど生徒たちと話していたときに

「みなさんのクラスは、学園祭で何をするの?」

とたずねてみたところ

「えー野菜で染物するらしいけど、面白いかなぁ???」

との反応。私は実はこのクラスのテーマを見た瞬間に"なーんて素敵!"とときめいていましたから、彼女に熱く語ってしまいました。

「すごくおもしろそうじゃない???きっと、想像もしなかった野菜から面白い色が出てくると思う!味わい深くない???それにね、私はこのクラスのテーマを見たときに思い出した染色家の方がいるのです。」

「え?そんな人いるんですか?」

とたずねる生徒に

「みんな、教科書とかにエッセイ載ってなかったかなぁ・・・。私は高校生の時の教科書に志村ふくみさん、っていう方のエッセイがあってそれにすごく感動して。その方は全て植物などから繊維に染色して、実際に着物などを作られている方なんだけれどね。桜の色を染色するということが紹介されていて、あの美しい・ふわっとしたピンクは、実は桜の花を煮ても出てくる色ではなくて、桜の木の幹の皮を少しずつとって煮ると出てくる色なんだということが書いてあったのを読んだときに、自然ってすごいなーって思って。だから、野菜から染色って聞いたときに、瞬間にとても面白いと思ったの!」

と一気に説明したところ

「へぇー!そうなんですか。なんか先生と話してたら面白く感じてきた。」

とのことです。そのクラスの皆さんも、そうではなくてもご興味のある方は、志村ふくみさんの『色を奏でる』という本をぜひ読んでみてください。自然から得られる色の美しさは息をのむほどです。

"やる気"の生徒たち

今日は夕方の4時くらいから1時間半以上、校内の色々な場所で生徒と話していました。事務所に生徒が訪ねてきたり、廊下で歩いているときに声をかけられたり、セブン・モジュール(放課後学習)の教室で会ったりetc...とにかく気づけば5時半になっていました。

まずは、4時過ぎに生徒が訪ねて来ました。(先日1日に3回も訪ねてきたのは彼女たちだったそうです。)

「どうしたの?」

と聞いてみると…

「先生、決まった?English Bilingual Campの開催について。」

ということで、先日私のところに直接お願いしに来た生徒が、その後どうなったか聞きたくてうずうずして訪ねてきたようなのです。

「え、もう来たの?!?!ちょっと待って。何事も決めるのには少しは時間が必要なのね。」

と言ったのですが

「え~、先生、でもね、私本当にまた参加したいんです!お母さんもまた参加していい、って言ってたし。」

ととにかく積極的。(←素晴らしいことです)この彼女、夏休みからは

"1日3時間英語を勉強する"

と決意してそれをノートに書き、毎日実施しているそうです。素晴らしいですね。学校としては学ぶことに積極的になった生徒の意欲を大切にして生徒が生き生きと楽しく学べる体制を作っていかねばと感じました。

さて、そんなことを考えた後に、放課後学習(セブン・モジュール)の教室に寄ってみると




生徒が黒板いっぱいに板書して、英語の解説をしていました!(すごい!本当の先生みたいです。)

ちなみに板書は読みやすく、分かりやすいものでした。見事です。




その教室にいた他の生徒2人が

「今度実用英検準2級を受けようかどうしようかなぁと思っているんですけど…あと1ヶ月しかないから、どうしようかなぁと思って。」

と言っていましたので、

「あと1ヶ月もあるのよね?絶対大丈夫!勉強はみんなを裏切らない、つまりしっかり効率的に勉強すれば結果は必ずついてくるから、ぜひチャレンジして!You can do it!」

とエールを送ったところ

「そっか~。じゃあ、挑戦してみようかなぁ。」

と生徒たちも少しずつやる気になって来たようでした。

学ぶということの面白さを感じ、やる気になっている生徒が多くいることを感じました。彼女たちの"やる気"を大切に、"力"をグングン育ててゆけるように教育の中身を充実させていきたいと考えています。

追記)やる気、積極的は大歓迎なのですが、私の年齢を聞くことに積極的な生徒が多いのはなぜなのでしょうね・・・そんなに年齢、気になります???

2011年9月12日月曜日

"訪ねる"

今日は学校内にはいましたが、会議・お客様の応対・細かい用事などでコマ切れに席をはずしていました。そうしたところ、事務所のスタッフが

「今日、3回も先生を訪ねて生徒さん達が事務所に来ました。あまりに休み時間の度に来ていたので、"用件伝えましょうか?"って言ってみたんですけど、"また来ます~"とだけ言って帰って行ってしまいました。」

とのこと。みなさんごめんなさいねー。1日に3回もたずねて来てくれたということは、本当に私に用事があったのでしょう。明日以降でも間に合えばいいのですが…。

ところで"訪ねる"といえば、このブログを訪ねて下さった方ののべ人数が10万人を越えました。先週金曜日にある先生が

「いよいよ、今週末くらいですね!」

とニコニコしながら話しかけてくれたのですが、

「え?何がですか?」

とボーっとしていた私が聞き返すと

「ブログの読者の(のべ人数)10万人越えですよ!」

そうだった、と思い出しました。本当に細々と始めた学校の毎日の様子を、多くの方が読んでくださっていることに驚きまたありがたいと思っています。(こちらで想定していなかった方が読んでいらしたりすると、本当に驚いてしまうのですが…)今後も少しずつ続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2011年9月9日金曜日

直接お願い - English Bilingual Camp

お昼休みに、トントンとノックする音が聞こえました。(今日はこれで2回目です。)今度は誰かな?と思いつつドアを開けると、2年生がお二人。

「先生、あの、この前のEnglish Bilingual Campがとーーーーっても楽しかったので、またやって下さい!!!」

といきなり核心に切り込む生徒。

「え?あ?(あまりに結論から明快に話す生徒に若干タジタジの私…)それを言いに来たの?」

と聞くと

「はい!♪」

とこれまた明快なお答えです。

「私、本当にあのCampが楽しくて楽しくて、あの授業が終わってからも毎日Peter PanのCD聞いてるんです。Maaya先生が毎日聞き続けたら、かなりリスニングの力も上達するって言ってたから。でね、この間は、寝る前にPeter PanのCDをかけてたら、朝起きたときにもまだかかってた…(笑)」

とのことで、熱意は人を動かすのだなぁ~、なんて妙に納得してしまった瞬間でした。

「この間、Campの最終日にみんなにアンケート書いてもらったでしょ?あの中に"もしまたCampが開催されるとしたら・・・"っていう質問あったよね?あれにも、ほとんど全員が"また参加したい"って書いてくれたんだ。だから、検討します。」

と伝えると

「えー検討?!」

彼女は"検討"という言葉のあいまいさを理解している様子で…私が

「いやいや、前向きに検討。」

と伝えても、

「先生、本当にお願いします、ねー!!!」

と言いながらクラスに戻って行きました。

今年新たにスタートしたEnglish Bilingual Camp。初めは英語科の先生たちとも

「3時間も英語だけでの授業で大丈夫でしょうかね・・・」

などと話していたのですが、生徒たちは心から楽しんで学ぶことができました。しかも、今回使用したテキストの音声がQueen's English(イギリス英語)だったため、このキャンプの後には普段の授業でもイギリスアクセント・発音で朗読する生徒も出てきているようです。

生徒が本当に楽しいと感じられるように学ぶ、そして結果として本物の・使える"英語力"が身に付くように今後も取り組みを充実させていきたいと思います。

女子高生レストラン

お昼ころ。ものすごい勢いで部屋のドアをノックする人がいました。誰かな?と思ってみてみると、家庭科3年生(フード専攻)が2人。

「先生!私たち、いま学園祭のレストランのメニューを試作したので、ブログ用の写真を撮って下さい!」

と力強いPRです。早速キッチンスタジオへ向かいました。




「先生ー、全部写真とって!載せてくださいね~!」と昨日のファッション専攻の子たちとは逆で、とにかく全てを公開したいご様子。

ですが、メニュー全体は当日に見ていただくこととして、デザートのみ至近距離から撮影させてもらいました。





こちらは抹茶フレーバーのデザート。上にのっているのはあずきです。








美味しそうですが、教職員は食べられないこの女子高生レストランのメニュー。皆様どうぞ来校の際にはぜひご利用下さい。

2011年9月8日木曜日

ファッションショー間近!!!

家庭科の教室に足を踏み入れたところ・・・




かなり切迫したメッセージを発見。家庭科3年生が学園祭で行うファッションショーが10月1日、2日に迫ってきています。そのため13日までに靴以外の全てを完成させる必要があるそうです。






生徒たちに

「ねえねえ、ドレス、もうほぼ完成してるよね?!見せて~!」

と頼んでみたのですが、

「ダメです!!!」

ときっぱり断られてしまいました。担任の先生とも一緒になって

「でもね、少しずつ宣伝をしておくことも大切だと思うの。だからね、お願い!!!」

とお願いして(しぶしぶ)少しだけ見せてもらいました。





Duchess of Cambridge(イギリスで4月29日にウィリアム王子と結婚したキャサリン妃)も驚く(?)レース使いのウェディングドレスのようですよ!














ウェディングドレスも全体像は見られず、この部分のみ見せてもらいました。













生徒たちが製作したドレスなどのファッションショーは、10月1日、2日に開催予定の学園祭でご覧いただくことができます。皆様のご来校をお待ちしております。

2011年9月7日水曜日

趣味を持とうかと思って…

夕方、懐かしい顔を見かけました。2年前に卒業したKさん!家庭科を卒業した後、本校の創立者の高木君先生の母校でもある東京家政大学に進学した卒業生です。

「あらー久しぶりね~!今日はどうしたの?」

と聞いてみると

「はい、ちょっと趣味を持とうかと思って!」

ということで、

「え?」

とよく話を聞いて見ると、なんでも在校当時はライフル射撃部に所属していた彼女は、大学に入ってから学校の勉強以外にやはり趣味を楽しもうと思い、高校生の時に練習していた射撃を、また再開しようと考えているそうなのです。

「先生、銃のライセンスとか取るのってどうすればいいですか?一通り道具をそろえると、だいたいどのくらい金額がかかりますか?」

など、顧問の先生に色々質問していました。家政大学とライフル射撃という組み合わせがなんともユニークですが、そうやって高校時代に取り組んだことが、彼女の人生の中で活きてくるのは素晴らしいと思いつつ話を聞きました。

在校生の皆さんも、在校中に"これは私は好き!"と思える何かを、ぜひ見つけて下さい。

在庫チーム始動 - ノートプロジェクト

生徒たちの企画開発したノートの販売は継続して行っていただいていますが、販売の裏にはしっかりとした「管理」が必要です。在庫の管理、お金の管理など、地味な作業ですがここがしっかり管理できていることがとても重要です。

ということで、今日は・・・


在庫チームの商業科の2名が、これまでの販売数やお金、現在の在庫数などを数え・確認する作業を一気に行いました。

ノートの販売を始めてから、早いタイミングで様々なことが起こったため、在庫やお金の管理が完璧にできていませんでした。そこでこの2人が今日から頑張る予定です!



お金やノートの"現物"を数えた後は、それをエクセル管理表できっちり記録していきます。

このような緻密な作業があってこそ、売買をスムーズに行うことができるのですが、それを生徒に体感してもらっています。

作業は明日も続くそうです・・・

2011年9月6日火曜日

うちの子たちは天才! - 美術部訪問

いつも生徒たちの持っている可能性には驚かされたり感動している私ですが、今日もまた美術部の部活時間中にたくさんの天才たちを発見して、感動することしきり、なのでした。

まず美術室を入った瞬間に生徒が描いていたのがこちら↓



これが美術コースでもない普通の高校生の作品だと信じられますか???

「うちの子たちってば、やっぱり天才!」と私は確信したのでした。





周りでも






こんな人物画を描いている生徒たちや














お城を描いている生徒もいました。

改めて、こうして美術部の生徒たちを見ていると、「本当にうちの子たちってば天才ぞろいだわ」との思いを強くしました。

これらの絵は、10月1日、2日に開催される学園祭で展示されるそうです。皆さん、ぜひご来校ください&ご覧ください。

2011年9月5日月曜日

ほんの少しの意識で健康状態が変わる - 川村先生ご講演

先週の土曜日は教員研修を行い、けいゆう病院健診科の川村先生にご講演いただきました。


川村先生はご自身が痩せられた経験をもとに、"腹ぺこウォーキング"を提唱されて、ご著書もベストセラーになっています。

研修の当日は、腹ぺこウォーキングについてのお話もしていただきましたし、さらに健康な生活を送る上で意識の持ち方を色々教えていただきました。


驚き・なるほどと納得したことばかりのご講演だったのですが、その中でも印象的だったのは

「ほとんどの人が、食事を味わうことをしないで、食べ物を胃に流し込んでいます。その結果、もうお腹がいっぱいになったことにも気付かず、食べ過ぎて気持ち悪くなっている。時には胃薬まで登場する。これはいかにも"もったいない"と思って下さい。

たとえば、食べている食べ物が、その100倍の値段がすると思って下さい。(たとえば、200円のチョコレートだったら、20,000円すると思いこむ。)すると、今までのような食べ方はしないはずです。少しずつ味わって食べるはずですよね?そのように食べていくことで、食べ過ぎも防ぐことができるし、満足感も得ることができます。結果的に健康でいられるのです。

そして、テレビをつけながらの"ながら"の食事も、絶対にやめてください。他のことに気をとられながらご飯を食べると、自分の食べた量に気づかず、いつのまにか過剰に食べることになってしまいます。ゆっくり味わうこともしません。

このように少し意識するだけで、また発想の転換をするだけで、皆さんの健康状態は大きく変わっていくはずです。」

とのこと…。(自らの)悪い習慣が思い出され、ただひたすら反省するのみでした。でも、早速土曜日から先生に教えていただいた方法を試しています!(結果が出るかどうか楽しみでもちょっと怖くもあります…)

先生のお話はとにかく面白く、まだまだうかがいたいことがたくさんありました。

1,2年生の皆さんには、12月に川村先生にお話していただくことになっています。どうぞお楽しみに!

2011年9月3日土曜日

医師がすすめる肉体改造 - 教員研修

今日は教員研修を行います。




講師は、『医師がすすめる 50歳からの肉体改造』のご著者であり、けいゆう病院健診科副部長の川村昌嗣先生です。

さてどんなお話をうかがうことができるでしょうか・・・。